何気なく使っている目薬ですが、「正しい使い方」「保管方法」「成分のヒミツ」など、意外と知らないことが多いものです。1滴の量や複数の目薬を併用するときのコツ、コンタクトレンズとの関係、さらには日本の目薬の歴史まで。この記事では、目薬にまつわる雑学をクイズ形式で10問用意しました。あなたはいくつ正解できるでしょうか?
Q1 : コンタクトレンズを装着したまま使用してよい目薬は?
コンタクトレンズを装着したまま使用できるのは、パッケージに「コンタクトレンズ装着中も使用可」と明記された目薬に限られます。一般的な目薬に含まれる防腐剤(ベンザルコニウム塩化物など)はソフトコンタクトレンズに吸着し、角膜障害を引き起こす可能性があります。装着可と書かれていない目薬は、レンズを外してから点眼し、5分以上空けて再装着するのが原則です。
Q2 : 日本で初めて市販された目薬の名前は何?
日本で初めて市販された目薬は、明治時代に岸田吟香(きしだ ぎんこう)が販売した「精錡水(せいきすい)」とされています。1867年頃にアメリカ人医師ヘボンから処方を伝授され、日本で製造・販売を開始しました。当時は液体の薬を目に直接さすという習慣自体が珍しく、爆発的にヒットしました。これが日本における目薬の近代史の始まりです。
Q3 : 目薬をさす際、容器を持っていない方の手はどうするのが正しい?
正しい点眼方法は、空いている手で下まぶたを軽く下に引いて「あっかんべー」のような形を作り、結膜嚢(けつまくのう)と呼ばれるくぼみに薬液を落とすことです。こうすることで眼球に直接刺激を与えず、薬液がしっかり溜まります。目を大きく見開くと薬液が眼球に直接当たり刺激になりますし、まばたきしてしまう原因にもなるため避けましょう。
Q4 : 目薬の主な保管場所として適切なのはどこ?
目薬の保管場所は、直射日光や高温を避けた冷暗所、または製品によっては冷蔵庫が適切です。高温下に置くと薬液の成分が変質し、効果が落ちたり刺激が強くなったりします。特に車内(特にダッシュボード)や浴室は温度・湿度の変化が激しく、最も避けるべき場所です。冷蔵保存指定の目薬以外は、過度な低温も避け、常温の冷暗所に保管するのが基本です。
Q5 : 目薬を点眼した後、目をパチパチさせるのは正しい使い方?
点眼後に目をパチパチさせると、まばたきにより目薬が涙点(涙の排出口)から鼻や喉に流れてしまい、効果が薄れます。正しい使い方は、点眼後に目を閉じて1〜5分間静かに待つことです。さらに、目頭(涙点のあたり)を軽く押さえると、薬液が目の表面にとどまりやすくなり、効果的に作用します。
Q6 : 目薬の1滴の量は、目に貯められる量より多い?
一般的な目薬1滴の量は約30〜50マイクロリットルですが、人間の目(結膜嚢)に貯められる量は約30マイクロリットル程度とされています。つまり1滴で十分であり、複数滴さしてもあふれて流れ出てしまうだけで効果は変わりません。むしろ薬液の無駄遣いや、副作用のリスクを高める可能性があるため、1回1滴が基本です。
Q7 : 複数の目薬を併用する場合、間隔をどのくらい空けるのが適切?
複数の目薬を併用する場合は、最低でも5分以上間隔を空けることが推奨されています。続けてさすと、後からさした目薬が前の目薬を洗い流してしまい、十分な効果が得られません。点眼薬が目の表面にとどまり、結膜から吸収されるのに約5分かかるためです。眼科で複数処方された場合は医師の指示に従ってください。
Q8 : 市販の目薬で「クール感」を出す成分として代表的なものは?
市販の目薬で清涼感(クール感)を出している主成分はメントール(l-メントール)です。ハッカやペパーミントに含まれる成分で、皮膚や粘膜の冷感受容体を刺激することでスーッとした感覚を与えます。ただし、メントール自体に眼精疲労を治す効果はなく、あくまで使用感を高めるためのものです。刺激が強い場合は無香料タイプを選ぶとよいでしょう。
Q9 : 目薬の容器の先端は、まつ毛や眼球に触れさせてもよい?
目薬の容器の先端は、まつ毛・まぶた・眼球に絶対に触れさせてはいけません。容器の先に雑菌や涙が付着すると、薬液が汚染され、感染症の原因となる可能性があります。また、目から逆流した成分により薬液の品質が劣化することもあります。点眼時は容器を顔から少し離し、下まぶたを軽く引いて1滴落とすのが正しい使い方です。
Q10 : 目薬の使用期限は、一般的に開封後どのくらいとされているか?
目薬は開封後、一般的に約1ヶ月以内に使い切ることが推奨されています。これは開封により雑菌が混入したり、防腐剤の効果が時間とともに低下したりするためです。未開封の場合は箱に記載された使用期限まで使用可能ですが、開封後は期限内であっても1ヶ月を目安に廃棄するのが安全です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は目薬クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は目薬クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。