虫眼鏡で物が大きく見えるとき、観察する物の位置はレンズに対してどこ?
凸レンズは物体を置く位置によって像の見え方が変わります。物を焦点距離より遠くに置くと上下左右が逆の実像ができますが、焦点距離より近い位置に置くとレンズの向こう側に正立した拡大虚像が見え、これがふだん虫眼鏡で物を大きく観察している状態です。ちょうど焦点距離の位置に物を置くと光が平行になって像が結ばれず観察できません。虫眼鏡を使うときは無意識のうちにレンズを動かし、焦点距離より近い範囲で像が一番はっきり見える距離を探していることになります。