ヒップホップのブロックパーティから世界的なフェスのメインステージまで、DJという存在は音楽の歴史を塗り替え続けてきた。スクラッチを生んだ技術、曲と曲をつなぐ機材、時代を象徴するスターDJたちの素顔など、クラブカルチャーを形作ってきた人物や道具にまつわる知識を10問にまとめた。あなたはどれだけ正解できるだろうか。
Q1 : 「Titanium」「When Love Takes Over」などを手がけ、フランス・パリ出身のDJ/音楽プロデューサーは誰か デヴィッド・ゲッタ カルヴィン・ハリス ティエスト マーティン・ガリックス
デヴィッド・ゲッタはフランス・パリ出身のDJ/音楽プロデューサーで、「Titanium」「When Love Takes Over」「Sexy Bitch」など数多くの世界的ヒット曲を手がけ、2000年代後半から2010年代にかけてEDMをポップスの主流に押し上げた中心人物のひとりである。グラミー賞を複数回受賞しており、Forbes誌などが発表する「世界で最も収入の多いDJ」ランキングでも常に上位に名を連ねる存在として知られている。
Q2 : ライブ中に観客へケーキを投げるパフォーマンスで知られるDJ、スティーヴ・アオキの父が創業したレストランチェーンは何か ホンダ ソニー 任天堂 ベニハナ
スティーヴ・アオキは日系アメリカ人の父を持つアメリカ出身のDJ/音楽プロデューサーで、ライブ中に観客へケーキを投げつけるなど過激なパフォーマンスで知られている。彼の父であるヒロアキ・“ロッキー”・アオキは、日本食をテッパン料理として演出するレストランチェーン「ベニハナ」の創業者であり、アメリカで日本料理を広く普及させた実業家としても知られている。
Q3 : 1980年代以降、世界的なクラブミュージックとDJ文化の聖地として知られるスペインの島はどこか マジョルカ島 イビサ島 シチリア島 コルフ島
イビサ島はスペイン・バレアレス諸島に属する地中海の島で、1980年代以降、世界的なクラブミュージックとDJ文化の聖地として知られるようになった。夏季には多くの有名クラブが営業し、著名DJが長期間にわたって同じ会場で定期的に出演する「レジデンシー」を行うことで有名である。David GuettaやCarl Coxなど多くの大物DJがイビサでのプレイを通じてキャリアを築いてきた歴史を持つ場所である。
Q4 : 1970年代半ば、自宅でのターンテーブル練習中にレコードを擦る音から「スクラッチ」技法を考案したとされるDJは誰か DJジャジー・ジェフ DJプレミア ミックス・マスター・マイク グランド・ウィザード・セオドア
スクラッチ技法は1970年代半ば、当時10代だったニューヨーク・ブロンクス出身のDJ、グランド・ウィザード・セオドアが、自宅でレコードを練習中に偶然ターンテーブル上で手を止めてしまった際に生まれた擦過音から考案したと伝えられている。この技法はその後グランドマスター・フラッシュらによって体系化・発展され、ヒップホップDJの基本テクニックとしてクラブ文化全体に広く普及していった。
Q5 : DJが選曲やビートマッチングの基準にする、1分あたりの拍数を示す音楽用語の略称は何か BPM FPS RPM dB
BPMはBeats Per Minute(1分あたりの拍数)の略称で、曲のテンポを数値化した音楽用語である。DJはBPMを基準に2曲のテンポを合わせる「ビートマッチング」を行い、曲と曲をスムーズにつなぐ。例えばハウスミュージックは120〜130BPM前後、ドラムンベースは160〜180BPM程度とジャンルごとに標準的なBPMの範囲があり、選曲やミックス構成を考える際の重要な指標となっている。
Q6 : Pioneer DJ(現AlphaTheta)が開発した、楽曲分析やDJ機器へのデータ転送に使われる楽曲管理・DJプレイ用ソフトウェアの名称は何か Serato DJ Traktor Pro rekordbox Virtual DJ
rekordboxは、Pioneer DJ(2023年にAlphaThetaへブランド統合)が開発した楽曲管理・DJプレイ用ソフトウェアである。音源の楽曲分析(BPMや曲の構成把握)、プレイリスト作成、CDJなどのDJ機器へのデータ転送のほか、PC上でのDJプレイにも対応しており、クラブや現場で使用されるPioneer DJ/AlphaTheta製のDJ機器との連携を前提に設計された業界標準的なソフトとして広く普及している。
Q7 : 「Levels」「Wake Me Up」などで知られるスウェーデン出身のDJ、Aviciiの本名は何か ロビン・バーグレーン ティム・ベルイリング マーティン・ガリックス ニック・ヴァン・デ・ヴァル
Avicii(アヴィーチー)の本名はティム・ベルイリングで、1989年生まれのスウェーデン出身のDJ/音楽プロデューサーである。「Levels」「Wake Me Up」「Hey Brother」など数多くのヒット曲を手がけ、EDMを世界的に広めた第一人者のひとりとして知られていたが、健康上の問題から2016年に大規模ライブ活動を引退し、2018年4月20日にオマーンで28歳の若さで死去したことが大きく報じられた。
Q8 : DJミキサーで2つのチャンネルの音量バランスを左右にスライドして滑らかに切り替える操作部品の名称は何か クロスフェーダー イコライザー ジョグホイール ピッチフェーダー
クロスフェーダーはDJミキサーの前面中央付近に搭載される左右スライド式のつまみで、左右2つのチャンネル(通常は2台のターンテーブルやCDJ)の音量バランスを滑らかに切り替えるために使われる。曲と曲をつなぐ際に片方の音を徐々にフェードアウトさせながら次の曲をフェードインさせることで、違和感のないミックスを実現できる、DJプレイの基本かつ最重要の操作部品のひとつである。
Q9 : 1985年からイギリスのDisco Mix Club主催で毎年開催されている、世界最高峰のDJスクラッチ・ターンテーブリズム大会の名称は何か レッドブル・スリースタイル アルティメット・ミュージック・フェスティバル トゥモローランド DMCワールドDJ選手権
DMCワールドDJ選手権は、イギリスのDisco Mix Club(DMC)が主催する世界最高峰のDJバトル大会で、1985年から毎年開催されている。参加者はターンテーブルとミキサーを使ったスクラッチやジャグリングなどの技術を駆使し、限られた時間内で独創的なパフォーマンスを審査員に披露して競う。世界中のトップクラスのターンテーブリストが参加する、クラブDJ文化における最も権威ある大会のひとつとされている。
Q10 : DJクール・ハークが1973年にブロンクスで開いたパーティがヒップホップ文化誕生の起点とされるが、このDJを以下から選べ グランドマスター・フラッシュ アフリカ・バンバータ DJクール・ハーク DJプレミア
DJクール・ハーク(本名クライヴ・キャンベル)は1973年8月11日、ニューヨークのブロンクスにあるアパートの集会室で開いたパーティで、レコードの同じ部分(ブレイク)を2台のターンテーブルで繰り返し再生する「ブレイクビート」の手法を披露した。この出来事がヒップホップ文化誕生の起点とされ、彼は「ヒップホップの父」と呼ばれている。後にグランドマスター・フラッシュらがこの技術をさらに発展させた。
まとめ
いかがでしたか? 今回はDJクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はDJクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。