ビッグバンドというと、どこか懐かしく心躍る響きを持つ音楽ジャンルです。管楽器のハーモニーとリズムセクションが織り重なるその世界には、名バンドリーダーや名曲、音楽理論にまつわる興味深いエピソードが数多く存在します。この記事では、ビッグバンドの歴史や編成にまつわるクイズを10問ご用意しました。あなたはいくつ正解できるでしょうか。
Q1 : ビッグバンドでトランペットやトロンボーンなどの金管楽器群を指す呼び方は何か? ブラスセクション リードセクション リズムセクション ウッドウインドセクション
トランペットとトロンボーンといった金管楽器のグループはブラスセクションと呼ばれる。力強く輝きのある音色を持ち、サックスセクションとの対比やユニゾンによって楽曲に迫力やダイナミクスを与える役割を担う。ビッグバンドのサウンドの厚みと迫力を生み出す中心的な存在であり、編成上欠かせないパートである。
Q2 : デューク・エリントン楽団で長年作曲・編曲面のパートナーとして活躍し、「A列車で行こう」を作曲した人物は誰か? カウント・ベイシー ビリー・ストレイホーン ベニー・カーター フレッチャー・ヘンダーソン
ビリー・ストレイホーンはデューク・エリントン楽団において長年にわたり作曲・編曲を手がけたパートナーであり、「A列車で行こう」をはじめ多くの楽曲を提供した。エリントンとの共同作業は非常に密接で、二人の音楽的スタイルは深く融合しており、ビッグバンド史において重要な作曲家として位置づけられている人物である。
Q3 : グレン・ミラー楽団の代表曲で、1939年にヒットした軽快なスウィングナンバーは何か? In the Mood Take the A Train St. Louis Blues Mood Indigo
In the Moodはグレン・ミラー楽団が1939年に録音し大ヒットとなった楽曲で、スウィング時代を象徴する曲の一つである。サックスセクションによる印象的なリフレインが特徴で、現在でもビッグバンドのレパートリーとして頻繁に演奏される。グレン・ミラー自身はトロンボーン奏者兼バンドリーダーとして活動していた人物である。
Q4 : 一般的なビッグバンドの標準的な編成人数はおよそ何人とされているか? 5〜6人 17人前後 8〜9人 30人以上
ビッグバンドは一般的にサックス5本、トランペット4本、トロンボーン4本、リズムセクション4人程度の、合計17人前後で編成されることが多い。小規模なコンボジャズと対比して「ビッグ」バンドと呼ばれ、複数の管楽器が同時にハーモニーを奏でる重厚なサウンドが特徴となっている編成規模である。
Q5 : カンザスシティを拠点に活動し、「ワン・オクロック・ジャンプ」で知られるビッグバンドのリーダーは誰か? アーティー・ショウ トミー・ドーシー ウディ・ハーマン カウント・ベイシー
カウント・ベイシーはピアニスト・バンドリーダーとして、カンザスシティを拠点としたスウィング感あふれるビッグバンドを率いた。代表曲One O'Clock Jumpは彼のバンドのテーマ曲として知られ、ブルース的な要素を取り入れたシンプルで力強いリフが特徴である。ベイシー楽団は長年にわたり活動を続け、ジャズ史に大きな影響を与えた楽団である。
Q6 : ビッグバンドにおいて、複数の演奏者が同じフレーズを繰り返し演奏する短い反復パターンのことを何と呼ぶか? カデンツァ アルペジオ リフ オブリガート
リフとは短く繰り返されるフレーズのことで、ビッグバンドのアレンジにおいて土台となるリズムやメロディを支える役割を果たす。各セクションがリフを重ね合わせることでダイナミックなアンサンブルが生まれ、スウィングジャズ特有の躍動感を作り出す重要な手法として多くの楽曲に取り入れられている演奏技法である。
Q7 : 1938年にカーネギーホールで行われたジャズ史に残る伝説的なコンサートを行ったバンドリーダーは誰か? ベニー・グッドマン デューク・エリントン カウント・ベイシー ハリー・ジェイムス
1938年1月16日、ベニー・グッドマン楽団はニューヨークのカーネギーホールでコンサートを行った。それまでクラシック音楽の殿堂とされたカーネギーホールでジャズが正式に演奏された画期的な出来事として知られ、ジャズが芸術音楽として認知される大きな転換点となった、ジャズ史上非常に重要なコンサートである。
Q8 : ビッグバンドの楽器編成において、サックス、トランペット、トロンボーンと並んでもう一つの重要なセクションは何か? ブラスセクション ストリングセクション リズムセクション パーカッションセクション
ビッグバンドは管楽器のセクションに加え、ピアノ・ベース・ドラム・ギターなどで構成されるリズムセクションを備える。リズムセクションは楽曲全体の拍子とグルーヴを支える役割を担い、ビッグバンド特有のスウィング感を生み出す基盤となる。管楽器隊が旋律やハーモニーを担当する一方、リズムセクションの安定した演奏があってこそビッグバンドの迫力あるサウンドが成立する。
Q9 : 「キング・オブ・スウィング」と称され、1930年代にスウィングジャズブームを牽引したクラリネット奏者・バンドリーダーは誰か? グレン・ミラー ベニー・グッドマン デューク・エリントン カウント・ベイシー
ベニー・グッドマンはクラリネット奏者として知られ、自身のビッグバンドを率いて1930年代のスウィング時代を代表する存在となった。「キング・オブ・スウィング」の異名を持ち、1938年のカーネギーホール公演はジャズ史における重要な出来事として知られている。白人と黒人のミュージシャンを同じステージに立たせるなど、人種の壁を越えた編成でも知られた人物である。
Q10 : デューク・エリントン楽団の代表曲で、ビリー・ストレイホーンが作曲した「A列車で行こう」の原題は何か? In the Mood Sing, Sing, Sing Moonlight Serenade Take the A Train
Take the A Trainはビリー・ストレイホーンが作曲し、デューク・エリントン楽団のテーマソングとして広く知られる楽曲である。ニューヨークの地下鉄A線に由来する曲名で、1941年に録音され大きな成功を収めた。以降エリントン楽団のコンサートで欠かせないオープニング曲として長く演奏され続けている代表的なスタンダード曲である。
まとめ
いかがでしたか? 今回はビッグバンドクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はビッグバンドクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。