ジグソーパズルや数独、テトリスなど、私たちの身の回りには数え切れないほどのパズルがあふれています。実はそのひとつひとつに、意外な誕生秘話や開発者にまつわるエピソードが隠されているのをご存知でしょうか。今回はそんなパズルの歴史や豆知識にまつわるクイズを10問ご用意しました。あなたはいくつ正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 倉庫の荷物を指定の位置まで押して運ぶパズルゲーム『倉庫番(ソコバン)』が開発された国はどこか?
倉庫番(ソコバン)は1981年、日本のソフトウェア会社シンキングラビットの今林宏之によって開発された、荷物を1つずつ押して指定位置まで運ぶ倉庫番タイプのパズルゲームである。プレイヤーは荷物を引くことができず押すことしかできないため、迂闊に動かすと荷物が壁際で動かせなくなり詰んでしまう点が特徴で、先を読む論理的思考力が要求される。そのシンプルながら奥深いルールは世界中で評価され、同種のパズルジャンルの代名詞として広く知られるようになった。
Q2 : 64枚の円盤を1本の柱から別の柱へ移し替える有名な数学パズル『ハノイの塔』を考案した人物は、どこの国の数学者か?
ハノイの塔は1883年、フランスの数学者エドゥアール・リュカによって考案されたパズルで、3本の柱と大きさの異なる複数の円盤を用い、小さい円盤の上に大きい円盤を置いてはいけないというルールのもとで、すべての円盤を別の柱へ移し替えるという内容である。円盤の枚数をnとすると最短手数は2のn乗引く1回で表され、再帰的思考を学ぶ教材として現在でも数学やプログラミングの授業で広く用いられている。
Q3 : 7つのピースを組み合わせて様々な形を作るパズル『タングラム』が生まれた国はどこか?
タングラムは正方形を7つのピース(直角三角形5枚、正方形1枚、平行四辺形1枚)に分割し、それらを組み合わせて動物や人物などさまざまな形を作る中国発祥のパズルである。18世紀末から19世紀初頭にかけて中国で考案されたとされ、その後欧米に伝わって「タングラム」という名称で広く知られるようになった。ピースの組み合わせ方は数千通り以上あるとされ、平面図形の構成力や発想力を養う知育玩具として今も世界中で親しまれている。
Q4 : 1913年にニューヨークの新聞に世界初のクロスワードパズルを掲載したとされる人物は誰か?
世界初のクロスワードパズルは1913年、イギリス出身のジャーナリスト、アーサー・ウィンによって考案され、アメリカの新聞「ニューヨーク・ワールド」紙の日曜版に掲載された。当初は「ワード・クロス・パズル」と呼ばれるひし形の升目のパズルだったが、後に印刷ミスで名称が「クロスワード」に変わり、それがそのまま定着したという逸話がある。この掲載をきっかけにクロスワードパズルはアメリカ全土で人気を博し、やがて世界中の新聞に広まっていった。
Q5 : 『15パズル』を懸賞金付きで世間に広め、大流行を巻き起こしたことで知られる人物は誰か?
15パズルは4×4の枠内に1から15までの数字が書かれた駒を並べ、空いた1マスを使って正しい順序に並べ替える数字パズルである。1870年代にアメリカで考案されたとされるが、これを解けない特定の配置に並べ替えて1000ドルの懸賞金をかけ、世間で大ブームを巻き起こしたのがパズル作家サム・ロイドである。実際には彼が発案者本人ではなかったとする説が有力だが、その巧みな宣伝によって15パズルは世界的に有名になった。
Q6 : ルービックキューブの配色の組み合わせパターンは全部で何通りあるとされるか?
ルービックキューブは6面それぞれ9マスの色を揃えるパズルだが、実際にありうる配色パターンの総数は約43,252,003,274,489,856,000通り、日本語の位取りで表すと約4325京通りにもなる。この膨大な組み合わせの中からたった1つの完成形にたどり着く必要があるが、実際にはどんな配置からでも「神の数字」と呼ばれる最大20手以内で必ず完成できることが数学的に証明されている。組み合わせの多さと解法の効率性のギャップがこのパズルの奥深さを物語っている。
Q7 : 落ちてくるブロックを組み合わせて列を消していく落ち物パズルゲーム『テトリス』が開発された国はどこか?
テトリスは1984年、当時ソ連(現在のロシア)の計算機科学者アレクセイ・パジトノフによって開発された落ち物パズルゲームである。冷戦下という時代背景の中で開発されたにもかかわらず、その後アメリカや日本の企業を巻き込んだ権利争奪戦を経て世界中に広まり、家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機の定番タイトルとなった。単純明快なルールと中毒性の高さから、発売から40年以上経った現在も世界中で愛され続けている。
Q8 : 世界初のジグソーパズルを考案したとされる人物は、どのような職業だったか?
世界初のジグソーパズルは1760年代、イギリスの地図製作者(地図彫刻師)ジョン・スピルズベリーが考案したとされる。彼は木製の板に地図を貼り付け、国境線に沿って糸鋸(ジグソー)で切り分け、子供たちに地理を楽しく学ばせるための教材として販売した。これが「切り分け地図」と呼ばれ、後にジグソーパズルの原型となった。当初は貴族や富裕層向けの高価な教育玩具だったが、19世紀以降に大量生産技術が進み、一般家庭にも広く普及していった。
Q9 : ルービックキューブを考案したのは、どこの国の建築学教授だったか?
ルービックキューブは1974年、ハンガリーの建築学教授であり彫刻家でもあったエルノー・ルービックによって考案された。もともとは学生に立体の構造や動きを理解させるための教材として作られたものだったが、完成後に自分自身も元の配色に戻せなくなり、解法を見つけ出すのに約1ヶ月を要したという逸話が残っている。1980年代に世界的な玩具ブームを巻き起こし、現在に至るまで世界中で愛される定番パズルとなっている。
Q10 : 数独(ナンバープレース)の原型を考案したとされる人物は、どこの国の出身か?
数独の原型は1979年、アメリカの建築家ハワード・ガーンズが考案し、パズル雑誌に「ナンバープレース」として掲載されたのが始まりとされる。その後1984年、日本のパズル出版社ニコリが「数字は独身に限る」を略して「数独」と名付けて紹介し、日本国内で人気を集めた。2000年代に入るとイギリスの新聞でも紹介されて世界的なブームとなり、現在では言語の壁を越えて楽しめるパズルとして世界中に定着している。
まとめ
いかがでしたか? 今回はパズルクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はパズルクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。