「世界最速」と聞いて、あなたは何秒を思い浮かべますか。男子100mの世界記録、それを保持する伝説のスプリンター、日本人初の9秒台到達者──短距離走の世界には、人類の限界に挑んできた数々のドラマと記録が刻まれています。今回は、世界と日本のトップスプリンターたちの偉業から、トラックやスタートにまつわる基本ルールまで、短距離走にまつわる10問のクイズをご用意しました。あなたは何問正解できるでしょうか。
Q1 : 男子200mの世界記録のタイムはどれ?
男子200mの世界記録もウサイン・ボルトが保持しており、タイムは19秒19です。2009年8月20日にドイツのベルリンで開催された世界陸上競技選手権大会の決勝で樹立されました。同大会では4日前に100mで9秒58の世界記録も打ち立てており、一つの大会で100mと200mの世界記録を同時に樹立するという前代未聞の偉業を成し遂げました。それ以前の記録は2008年北京五輪で自身が出した19秒30でした。
Q2 : 現在の世界陸連のルールで、スタートでフライングをした場合の処分はどれ?
現行のルールではスタートでフライングを1回でもしてしまうと即失格となります。これは2010年に当時のIAAFが導入したワンフォールスタートルールによるもので、それ以前の2回目のフライングで失格というルールから厳格化されました。テレビ放送の時間管理や競技の公平性確保が主な狙いです。世界トップ選手であっても1回のミスで失格となるため、スタートには細心の注意が払われています。
Q3 : 公認の陸上競技場のトラック1周の標準的な距離はどれ?
公認の屋外陸上競技用トラックは1周400mが世界共通の標準です。世界陸連の規定により、第1レーン内側の縁石から30センチ外側の位置で測った距離がちょうど400mになるよう設計されています。100mや200m、400m走、各種リレー競走、ハードル走などの短距離種目はすべてこのトラック上で実施されます。なお屋内競技場では会場サイズの都合から1周200mトラックが多く採用されています。
Q4 : 桐生祥秀選手が日本人初の9秒台となる9秒98を記録したのは何年?
桐生祥秀選手が9秒98を記録したのは2017年9月9日です。場所は福井市の福井運動公園陸上競技場で、日本学生陸上競技対校選手権大会の男子100m決勝でのことでした。それまでの日本記録は伊東浩司選手が1998年に樹立した10秒00で、約19年ぶりの日本記録更新であると同時に、長年の悲願であった9秒台到達という歴史的瞬間でした。当時桐生選手は東洋大学4年生でした。
Q5 : 短距離走でスタート時に両足をかけて使う器具を何という?
スタートダッシュで両足を押し当てて推進力を得るために使う器具をスターティングブロックといいます。世界陸連の競技規則では400m以下のトラック種目で使用が義務付けられており、選手はクラウチングスタートの姿勢からブロックを力強く蹴って加速します。バトンはリレー競技で受け渡す棒、スパイクは底に金属ピンが付いた競技用シューズ、ハードルは障害物の名称であり、いずれもスタート器具ではありません。
Q6 : 日本人で初めて男子100mで9秒台を記録した選手は誰?
日本人として初めて男子100mで9秒台に到達したのは桐生祥秀選手です。2017年9月9日、福井運動公園陸上競技場で行われた日本学生陸上競技対校選手権大会の男子100m決勝で9秒98を記録し、長年立ちはだかっていた10秒の壁を破りました。その後、サニブラウン・ハキーム選手や山縣亮太選手も9秒台に到達し、日本の短距離界は大きな飛躍を遂げています。
Q7 : ウサイン・ボルトの出身国はどこ?
ウサイン・ボルトはカリブ海に浮かぶ島国ジャマイカの出身です。ジャマイカは人口約280万人と小さな国でありながら、シェリー・アン・フレーザー・プライス、ヨハン・ブレーク、エレイン・トンプソン・ヘラなど世界トップクラスの短距離選手を次々と輩出する陸上短距離大国として知られています。アメリカと並ぶ短距離強豪国であり、リレーでも常に金メダル候補に挙げられる存在です。
Q8 : 男子100m世界記録9秒58が樹立された都市はどこ?
ボルトが9秒58の世界記録を樹立したのは2009年にドイツのベルリンで開催された世界陸上競技選手権大会です。同大会では男子200mでも19秒19の世界記録を樹立しており、ベルリンはボルトにとって伝説的な舞台となりました。100mと200mの世界記録が同じ大会で同一選手から生まれたという点でも陸上競技史に残る快挙です。北京は前年の五輪、ロンドンは2012年五輪の開催地です。
Q9 : 男子100mの世界記録のタイムはどれ?
男子100mの世界記録は9秒58で、ウサイン・ボルトが2009年8月16日にドイツのベルリンで開催された世界陸上競技選手権大会の決勝で樹立しました。追い風0.9メートルという条件下で、それまでの自身の世界記録9秒69を約0.1秒更新する圧倒的な走りでした。最高速度は時速約44キロに達したとされ、人類史上最速のタイムとして発表から15年以上経った現在も破られていません。
Q10 : 男子100m世界記録を保持しているのは誰?
現在の男子100m世界記録9秒58を保持しているのはジャマイカのウサイン・ボルトです。身長195センチの長身を活かしたストライドと驚異的なトップスピードで世界を席巻し、北京・ロンドン・リオデジャネイロの三大会連続でオリンピック100m金メダルを獲得しました。カール・ルイスやタイソン・ゲイ、ジャスティン・ガトリンも歴代屈指の名スプリンターですが、ボルトの記録には届いていません。
まとめ
いかがでしたか? 今回は短距離走クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は短距離走クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。