そりと聞いて、何を思い浮かべますか。サンタクロースのトナカイぞりや、子どもの頃に雪の坂で遊んだ記憶、あるいはオリンピックで時速140キロを超えるスピード競技を思い出す方もいるかもしれません。世界には犬ぞりで1,600キロを走破するレースもあり、そりは遊びから極限のスポーツまで幅広い顔を持っています。今回はそんな『そり』にまつわる雑学を10問のクイズにまとめました。あなたは何問解けるでしょうか。
Q1 : 1988年カルガリー冬季オリンピックに初出場し、映画『クール・ランニング』のモデルとなった、意外な国のボブスレーチームはどこ?
ジャマイカは雪のないカリブ海の国でありながら、1988年カルガリー冬季オリンピックにボブスレーチームを送り込み世界を驚かせました。陸上選手などから急遽選抜されたメンバーが、資金不足や経験の浅さを乗り越えて挑む姿が世界中で愛され、1993年にディズニーが映画『クール・ランニング』として制作しました。実話とは異なる脚色も含まれていますが、世界的なヒット作となりました。
Q2 : オリンピック種目にもなっている『リュージュ(luge)』は、もともとフランス語で何を意味する言葉?
リュージュ(luge)はフランス語で『そり』を意味する一般的な単語で、特にスイスやフランスのサヴォア地方で古くから使われてきました。この地方では木製のそりで雪の斜面を滑り降りる遊びが伝統的に行われており、それが競技化されてオリンピック種目になりました。同じそり競技でもボブスレーは英語、スケルトンも英語由来で、ルーツとなった地域の言語がそのまま競技名に反映されています。
Q3 : 犬ぞりで先頭を走り、マッシャーの号令に従ってチームを導くリーダー犬の役割を何という?
リードドッグは犬ぞりチームの最前列を走り、マッシャー(操縦者)の指示を受けて進行方向を決める重要な役割を担う犬です。『ジー(右)』『ホー(左)』といった号令を理解し、後続の犬たちを正しく誘導します。賢さと判断力、強い精神力が求められ、ホワイトアウトの中でも道を見失わない経験豊富な犬が選ばれます。多くの場合、2頭がペアで並んで先頭を走ります。
Q4 : 世界最長クラスの犬ぞりレース『アイディタロッド』が開催されているアメリカの州はどこ?
アイディタロッドはアラスカ州のアンカレッジを起点にノームまで約1,600キロを犬ぞりで走破する世界最長級のレースです。1925年にジフテリア血清を犬ぞりで運んだ歴史的な救援活動『血清リレー』を記念して1973年に始まりました。極寒の中、マッシャーと呼ばれる選手と十数頭の犬たちが約8〜15日かけてゴールを目指す過酷な大会で、アラスカの州技として知られています。
Q5 : 童謡『赤鼻のトナカイ』で、霧の夜にサンタのそりの先頭を任されたトナカイの名前は?
ルドルフはアメリカの作家ロバート・L・メイが1939年に発表した物語に登場するトナカイで、赤く光る鼻のために仲間からからかわれていましたが、霧の濃いクリスマスの夜にサンタクロースから『君の鼻でそりを照らしてほしい』と頼まれて先導役に抜擢されました。1949年にジョニー・マークスが楽曲化し、世界中で愛される定番のクリスマスソングになりました。
Q6 : 現代のボブスレー競技が誕生した国はどこ?
現代のボブスレーは19世紀後半、スイスのサンモリッツで生まれました。当時、観光客がトボガンと呼ばれる小型のそりを改造して坂を滑り降りて遊んでいたのが起源で、1880年代に複数人で乗れるかじ取り付きのそりが開発されました。1897年には世界初のボブスレークラブがサンモリッツに設立され、1924年の第1回シャモニー冬季オリンピックから正式種目となった歴史ある競技です。
Q7 : ボブスレー競技で、2022年北京冬季オリンピックから女子のみで採用された1人乗り種目を何という?
モノボブは1人乗りのボブスレー種目で、2022年北京冬季オリンピックから女子のみで正式採用されました。ボブスレーは長らく男子の2人乗り・4人乗り、女子の2人乗りが中心でしたが、女子選手の競技機会拡大を目的に追加されました。同一規格のそりが各国に貸与されるためマシン格差が生じにくく、選手の操縦技術と走力が勝敗を分ける種目として注目されています。
Q8 : サンタクロースのそりを引くトナカイは伝統的に何頭とされている?
サンタのそりを引くトナカイの伝統的な数は8頭です。1823年に発表されたクレメント・C・ムーアの詩『聖ニコラスの訪問』で、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナー、ブリッツェンの8頭が登場し、この構成が定着しました。1939年にロバート・L・メイの物語で赤鼻のルドルフが加わって9頭になり、現在も8頭+ルドルフという編成で親しまれています。
Q9 : 冬季オリンピックのそり競技で、仰向けに寝て足を前にして滑り降りる種目はどれ?
リュージュは仰向けの状態で足を前方に向け、頭を後ろにして滑り降りるそり競技です。フランス語で『そり』を意味し、選手はわずかな体重移動でそりを操作します。最高時速は140キロを超えることもある高速種目で、1964年インスブルック冬季大会から正式種目になりました。同じそり競技でもスケルトンはうつ伏せで頭から、ボブスレーは座って乗るという違いがあります。
Q10 : うつ伏せで頭を前にして滑り降りるそり競技はどれ?
スケルトンはうつ伏せの姿勢で頭を前方に向けて滑り降りるそり競技で、視界が地面のすぐ近くにあるためスピード感が非常に強烈です。19世紀後半にスイスのサンモリッツで誕生し、骨組みだけのシンプルなそりの形状から『スケルトン(骸骨)』と呼ばれるようになりました。1928年と1948年のサンモリッツ大会で実施された後、2002年ソルトレーク大会から正式種目として定着しています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はそりクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はそりクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。