iPhoneのProモデルなどに2020年以降搭載されている、赤外線レーザーを周囲に照射して物体までの距離を高速かつ高精度に測定するセンサーは何と呼ばれるか。
「LiDARスキャナ」は、赤外線レーザーを対象物に照射し、反射して戻ってくるまでの時間から距離を測定するセンサーで、iPhone 12 Pro以降のProシリーズなどに搭載されている。カメラだけに頼る距離推定と比べて、暗い場所でも高速かつ高精度に周囲の奥行きを把握できるのが特徴で、これによりオートフォーカスの高速化や、暗所でのポートレートモードの精度向上、AR(拡張現実)アプリでの空間認識の高速化といった用途に活用されている。もともと自動運転車の障害物検知などにも使われてきた技術を、スマートフォンのカメラ機能向けに小型化して転用したものである。