図案の面をびっしりと糸で埋めて塗りつぶすように表現する、フランス刺繍の代表的なステッチはどれか。
サテンステッチは、図案の輪郭の中に糸をすき間なく並べて渡すことで、面全体を塗りつぶすように埋めていくステッチである。花びらや葉っぱなど、色をしっかり見せたい部分の表現によく使われ、糸の向きをそろえてまっすぐに刺すことで、表面に光沢のある美しい仕上がりになる。刺す方向がそろっていないと表面が乱れて見えてしまうため、あらかじめ刺す向きを決めてから針を進めることが大切で、練習が必要な技法のひとつとされている。