書道で、筆に含む墨の量を少なくして紙にかすれた線を表現する技法を何というか
渇筆(かっぴつ)とは、筆に含む墨の量を意図的に少なくし、紙にかすれた線やかすかな空白を生じさせる技法です。墨がたっぷりと乗った潤筆と対比的に用いられ、作品に濃淡や強弱、躍動感を与える表現方法として重視されます。特に草書や行書の作品では、渇筆によって力強さや余韻を演出することが多く、書家の個性や感情を表現する重要な技法の一つとされています。書道展の審査においても、渇筆の使い方は作品の完成度を左右する重要な評価ポイントとなります。