シャベルとスコップ、日常でよく使うのに知らないことが意外と多い道具です。JIS規格による区分や言葉の語源、意外な形状の違いから、ゲームに登場するキャラクターまで、シャベルにまつわる雑学を集めたクイズを10問ご用意しました。全問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 火鉢や暖炉などで、炭や灰をすくうために使われる小型のシャベル状の道具を何と呼ぶか? 十能(じゅうのう) 移植ごて レーキ ジョウロ
「十能(じゅうのう)」は、火鉢や暖炉、囲炉裏などで使う炭や灰をすくい取るための小型のシャベル状の道具で、柄が短く扱いやすい形状をしているのが特徴である。土木作業で使われる大型のシャベルとは用途も大きさも異なり、主に家庭内で火の後始末をしたり、燃えた炭を運んだりする際に使われてきた昔ながらの道具として知られている。
Q2 : 英語圏で「shovel」と区別されることがある「spade」の主な特徴として、正しいものはどれか? 刃が非常に大きい 土をすくう専用の道具である 刃が平らで、足で踏み込んで掘るのに適している 柄が自在に伸縮する
英語圏では「shovel」と「spade」が区別されることがあり、spadeは刃が平らで長方形に近い形をしており、足を刃にかけて踏み込みながら地面に突き刺し、土を掘り起こす作業に適した道具とされる。一方shovelは刃がやや湾曲していることが多く、掘り起こした土砂や砂利などをすくい上げて運ぶ作業に向いているとされる。ただし実際にはこの呼び分けが地域や文脈によって曖昧になることもある。
Q3 : 積雪地域で車に常備されることが多い「スノーシャベル」に関する説明として、正しいものはどれか? 刃が金属製で非常に重い 柄が固定式でまったく折りたためない 家庭菜園専用の道具である 折りたたみ式などコンパクトに収納できるものが多い
積雪地域では、雪道での立ち往生や緊急時の脱出に備えて、車のトランクなどに「スノーシャベル」を常備している家庭が多い。車内での収納性を考慮し、柄や本体が折りたたみ式・分解式になっているものが主流で、軽量な樹脂製の製品もよく使われている。いざという時にすぐタイヤ周りの雪をかき出せるよう、コンパクトさと携帯性を重視して設計されているのが特徴である。
Q4 : 考古学の発掘調査現場において、遺物や地層を傷つけないよう繊細な作業をする際に主に使われる道具はどれか? 移植ごてやハケなどの小型の道具 大型の角スコップ パワーショベル(油圧ショベル) チェーンソー
考古学の発掘調査では、遺物や地層を傷つけないよう細心の注意を払う必要があるため、周辺の土砂を大まかに取り除く段階では大型のシャベルが使われることもあるが、遺物のすぐ周りなど繊細な作業を行う段階では、移植ごて(トラウェル)やハケ、竹串といった小型で扱いやすい道具が主に用いられる。シャベルはあくまで周辺の掘削や排土といった補助的な役割を担うことが多い。
Q5 : 土木・建設現場などで使われる「剣先(けんさき)スコップ」の刃の形状の特徴として、正しいものはどれか? 先端が尖っている 先端が四角く平ら 刃に複数の穴が開いている 柄の先が二股に分かれている
剣先スコップは、その名の通り刃先が剣のように尖った形状をしているのが特徴で、地面や土に突き刺しやすく、硬い土砂を掘り起こす作業に適している。これに対して、刃先が平らで四角い形をした「角スコップ(平スコップ)」は、掘り起こした土砂をすくい上げたり、まとめて運んだりする作業に向いている道具であり、現場では作業内容に応じてこの二種類を使い分けるのが一般的である。
Q6 : 除雪・雪かきに使われる、刃の部分が樹脂やプラスチックでできたシャベルの主な利点として、正しいものはどれか? 耐火性が非常に高い 磁石にくっつきやすい 軽量で雪が付着しにくい 価格が非常に高価である
除雪用のシャベルには金属製のものと樹脂・プラスチック製のものがあるが、樹脂製の刃は軽量であることに加え、表面がなめらかで雪や氷が付着しにくいという利点がある。そのため、力の弱い人でも扱いやすく、除雪作業の負担を軽減できる道具として家庭用に広く普及している。一方で金属製の刃は耐久性に優れる反面、重量があり雪がこびりつきやすいという傾向がある。
Q7 : 軍隊などで使われる、折りたたみ式で持ち運びに便利な小型シャベルは、英語で一般的に何と呼ばれるか? ピッケル エントレンチングツール ジャッキ つるはし
折りたたみ式の携帯用シャベルは、英語で「entrenching tool(エントレンチングツール)」と呼ばれ、主に軍隊において塹壕を掘ったり、野営時に穴を掘ったりする目的で使用される装備品である。日本語では「円匙(えんぴ)」とも呼ばれ、自衛隊をはじめ多くの国の軍隊で個人装備の一つとして採用されている。折りたたむことでコンパクトになり、携帯性に優れる点が特徴である。
Q8 : 2014年に発売され、シャベルを武器に戦う主人公が登場することで知られるインディーゲームのタイトルはどれか? Spade Knight Digger Knight Miner Knight Shovel Knight
「Shovel Knight(シャベルナイト)」は、Yacht Club Gamesが開発し2014年に発売されたアクションゲームであり、主人公の名前でもある。シャベルを武器として敵と戦う騎士が主人公として活躍する作品で、往年の8bit・16bitゲームを思わせるレトロなドット絵グラフィックと音楽が特徴的である。発売後は高い評価を受け、インディーゲームの代表作の一つとして知られるようになった。
Q9 : シャベルとスコップの違いをJIS規格で定めている基準として、正しいものはどれか? 柄の長さ 刃(すくう部分)の大きさ 持ち手の色 製造している会社
日本ではシャベルとスコップという似た二つの道具の呼び方があるが、JIS規格ではこの二つを刃(先端のすくう部分)の大きさによって区分している。刃の幅が広く大型のものを「シャベル」、刃が小型のものを「スコップ」と呼ぶと定められており、これが公式な区分の基準となっている。なお日本国内では地域によって呼び方が逆転するという俗説がよく語られるが、これはあくまで方言的・慣習的な呼び方の違いであり、規格上の正式な定義ではない点に注意が必要である。
Q10 : 「スコップ」という日本語の言葉は、どの国の言語に由来するとされているか? 英語 フランス語 ドイツ語 オランダ語
「スコップ」という言葉は、オランダ語の「schop」に由来する外来語とされている。江戸時代から明治時代にかけて、日本には蘭学(オランダ由来の学問)を通じて多くのオランダ語由来の言葉が入ってきており、スコップもその一つとして定着した。一方で「シャベル」は英語の「shovel」に由来する言葉であり、同じ道具を指す言葉でも語源の異なる二つの外来語が、それぞれ日本語の中で使い分けられるようになっていったという背景がある。
まとめ
いかがでしたか? 今回はシャベルクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はシャベルクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。