ジョウロは毎日の水やりに欠かせない身近な園芸道具ですが、その名前の由来や部品の名称、素材の変遷など、意外と知らない雑学がたくさん詰まっています。この記事では、ジョウロにまつわる豆知識を集めた全10問のクイズをご用意しました。何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 現在、家庭用ジョウロの素材として最も多く使われているものはどれか?
現在市販されている家庭用ジョウロの多くは、プラスチックなどの樹脂素材でできています。理由としては、軽量で持ち運びや水やりの作業がしやすいこと、成形の自由度が高くさまざまなデザインや容量のものを作りやすいこと、金属のように錆びる心配がなく価格も抑えやすいことなどが挙げられます。陶器やガラス、木製のジョウロも観賞用や一部の専門用途では見られますが、実用面での主流はプラスチック製です。
Q2 : 蓮口を取り外してジョウロを使うと、主にどのような用途に適するようになるか?
蓮口を外すと、水の出口が一つの穴だけになるため、水が広く分散せず狭い範囲に集中して出るようになります。これにより、植物の株元やプランターの土の特定の場所だけを狙って、水や薄めた液体肥料をピンポイントで注ぎたい場合に適した使い方ができます。葉や花に水をかけたくない植物への水やりや、根元にしっかり水を届けたいときなどに、蓮口を外して使う方法がよく用いられています。
Q3 : 多くのジョウロの持ち手(取っ手)が本体の上部と後方の2箇所に付けられている理由として最も適切なものはどれか?
ジョウロに上部と後方の2つの持ち手が付いているのは、水の入っている状態によって最も持ちやすい位置が変わるためです。水を満タンに入れて運ぶ際は上部の持ち手で本体を安定させて持ち上げ、いざ水を注ぐ段階では本体を傾けやすい後方の持ち手に持ち替えることで、少ない力で無理なく注水の角度を調整できます。単なる見た目のデザインではなく、使いやすさを考えた機能的な工夫といえます。
Q4 : ジョウロという道具、または「じょうろ」という言葉が日本へ伝わった時期として有力とされているのはどれか?
「じょうろ」という言葉の起源については、安土桃山時代に南蛮貿易を通じてポルトガルなど南蛮の商人たちが日本に来航した際、彼らが使っていた言葉が語源になったとする説が有力とされています。当時、鉄砲やカステラなど多くの南蛮由来の物や言葉が日本に伝わりましたが、水やり道具に関する言葉もそうした交流の中で伝わり、日本語として定着していったと考えられています。
Q5 : 蓮口という名前の由来として広く知られている説はどれか?
蓮口の名前の由来として最も広く知られているのは、水が出る部分に並んだ多数の小さな穴の配置が、蓮の花が咲いたあとに残る「蓮房(蓮の実の入った台座部分)」の断面に見られる穴の並びとよく似ている、という説です。蓮房は蜂の巣のように規則正しく穴が並んでおり、ジョウロの散水口の見た目とよく重なることから、このように呼ばれるようになったと考えられています。香りや葉の形、産地に由来するという説は一般的ではありません。
Q6 : 「如雨露」という漢字表記の由来として有力とされている説はどれか?
「如雨露」は漢字の意味どおりに読むと「雨露の如し(雨や露のようだ)」となりますが、これは当て字(ateji)とされています。有力な説として、南蛮貿易の時代に日本へ伝わった際、ポルトガル語で「噴出」や「水差し」を意味する語(jorroやjarroなど)に近い音が「じょうろ」という読みのもとになり、そこに雨や露のように優しく水が降り注ぐ道具の性質にちなんだ漢字が当てられた、という説明がされています。
Q7 : ジョウロを表す英語として最も一般的なものはどれか?
ジョウロを表す英語として最も一般的に使われるのは「watering can」です。水やりを意味する「watering」と、容器を意味する「can」を組み合わせた言葉で、園芸用品店や辞書でも標準的な訳語として用いられています。地域によっては「watering pot」という表現が使われることもありますが、rain potやgarden pourer、water sprayといった表現は一般的な呼び方ではなく、ジョウロを指す言葉としては使われません。
Q8 : ジョウロの蓮口の穴を下向きにして水をやると、上向きにする場合と比べてどのような違いが生まれるか?
蓮口の穴の向きを下向きにすると、水は重力に沿って自然に分散しながら落ちるため、シャワーのように柔らかく広い範囲に降り注ぎ、土や苗を傷めにくい優しい水やりができます。一方で穴を上向きにすると、水が空中に弧を描くように飛び出し、より遠くの植物や高い位置の鉢にも届かせやすくなりますが、勢いが増して土がえぐれやすくなることもあります。用途や植物の状態に応じて向きを使い分けるのが基本です。
Q9 : かつて日本でジョウロの素材として広く使われていた、錫めっきを施した薄い鋼板の金属はどれか?
ブリキとは、薄い鋼板の表面に錫(すず)をめっきして錆びにくくした金属材料のことです。軽くて加工しやすく、水にも比較的強いことから、明治から昭和にかけて日本の家庭用品として広く普及し、バケツや弁当箱と並んでジョウロの素材としても長く使われてきました。現在では「ブリキのジョウロ」はレトロな雑貨としても親しまれており、当時の生活道具の代表例として知られています。
Q10 : ジョウロの先端に取り付けられ、水を細かい穴から分散させて出す部品を何と呼ぶ?
この部品は「蓮口(はすくち)」と呼ばれています。多数の小さな穴が並んだ構造をしており、名前の由来は穴の並び方や配置が蓮の実(蓮房)の断面模様に似ていることからきているとされています。蓮口を通すことで水が一点に勢いよく出るのではなく、細かく分散した優しい水流になり、土や植物の根、花びらなどを傷めずに水やりができます。取り外しができるタイプも多く、用途に応じて付け外しして使い分けられています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はジョウロクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はジョウロクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。