ロングライドと呼ばれる長距離サイクリングには、走行距離の目安や独自の呼び名、体力を守るための工夫まで、知っておくと役立つ知識がたくさんあります。定番のコースやイベント、補給や休憩の考え方など、自転車好きなら押さえておきたいテーマを10問のクイズにしました。サイクリング経験者はもちろん、これから挑戦してみたい方もぜひ力試ししてみてください。
Q1 : アメリカ発祥の「センチュリーライド」の「センチュリー」は本来100マイルを意味する。これは約何kmに相当するか? 100km 130km 145km 約161km
「センチュリーライド」はアメリカで生まれたサイクリング用語で、「センチュリー(century)」はもともと「100」を意味し、ここでは100マイルを指す。1マイルは約1.609kmであるため、100マイルはおよそ161kmに相当し、1日でこの距離を走りきることを「センチュリーライド」と呼ぶ。アメリカでは多くの地域でセンチュリーライドを目指すサイクリングイベントが開催されており、日本でも同様の距離を走る大会や個人チャレンジとしてこの用語が使われることがある。
Q2 : 前を走るサイクリストのすぐ後ろについて走ることで空気抵抗を減らし、体力の消耗を抑える走行技術を何と呼ぶか? ダンシング ドラフティング シッティング スプリント
ドラフティングとは、前を走るサイクリストのすぐ後ろにぴったりとついて走行することで、正面から受ける空気抵抗を大幅に減らし、体力の消耗を抑える走行技術のことである。集団で走るロングライドやレースでは、先頭交代をしながらこの技術を活用することで、グループ全体の平均速度を上げたり、後方のライダーの疲労を軽減したりすることができる。ただし前走者との車間距離が近くなるため、接触事故を防ぐための高い技術と集中力、信頼関係が求められる。
Q3 : ロングライドやマラソン、トライアスロンなど長時間のスポーツイベントのコース上に設置され、水分やエネルギー補給、休憩ができる地点を何と呼ぶか? エイドステーション ピットイン サービスエリア ベースキャンプ
エイドステーションとは、ロングライドやブルベ、マラソン、トライアスロンなど長時間にわたるスポーツイベントのコース上に設置され、参加者が水分やスポーツドリンク、軽食などの補給を受けたり、短時間休憩したりできる地点のことを指す。長距離を走り続けると体内の水分やエネルギーが不足しやすいため、こうした補給ポイントを計画的に利用することが、後半のペースを維持し、無事に完走するための重要な戦略のひとつとされている。
Q4 : 長時間のロングライド中に、体内の糖質(グリコーゲン)が枯渇して急激に強い疲労感やめまいに襲われる現象を何と呼ぶか? パンクチャー オーバーヒート ハンガーノック ヒルクライム
ハンガーノックとは、長時間の運動によって筋肉や肝臓に蓄えられた糖質(グリコーゲン)が枯渇し、血糖値が急激に低下することで、強い脱力感やめまい、集中力の低下、判断力の鈍化などが一気に襲ってくる現象を指す。ロングライドやマラソンなど長時間の有酸素運動でしばしば起こり、走行中の判断ミスや事故につながる危険もある。予防には、空腹を感じる前に補給食やエネルギージェルをこまめに摂取し、体内の糖質を切らさないよう計画的な補給を行うことが重要とされている。
Q5 : 自転車を専用の袋に収めて分解した状態にし、電車やバスなどの公共交通機関を使って運ぶ、日本のサイクリング用語を何と呼ぶか? 押し歩き 輪行 ポタリング ヒルクライム
輪行とは、自転車のホイールを外すなどして専用の輪行袋に収納し、分解・コンパクトにした状態で電車やバス、飛行機などの公共交通機関を利用して自転車を運ぶ、日本のサイクリング文化に根づいた方法である。ロングライドで行きは自走し、疲れた帰りや天候が悪化した際には輪行で電車移動に切り替えるといった使い方ができるため、体力や時間に応じて柔軟にルートを組み立てられる利点がある。多くの鉄道会社では、専用の袋に収めることを条件に無料で持ち込みが認められている。
Q6 : ブルベ(Brevet)と呼ばれる長距離耐久サイクリングイベントの文化は、どの国で生まれたか? イギリス イタリア アメリカ フランス
ブルベ(Brevet)は、定められた時間内に指定されたコースのチェックポイントを通過しながら完走を目指す、長距離耐久系のサイクリングイベントである。フランスで生まれた文化であり、1891年に自転車競走として始まった「パリ・ブレスト・パリ」がその起源とされ、後にランドヌール(タイムを競わず完走を目指す耐久走)の形式が確立された。現在では世界各国にブルベを主催するクラブが存在し、200kmから1200kmまでさまざまな距離の大会が開催されている。
Q7 : 伝統的な1200kmのブルベイベント「パリ・ブレスト・パリ(PBP)」は、原則として何年に1度開催されるか? 4年に1度 1年に1度 2年に1度 10年に1度
「パリ・ブレスト・パリ(PBP)」は、フランスの首都パリと大西洋岸のブレストを自転車で往復する、総距離約1200kmの伝統的なブルベイベントである。1891年に自転車競走として初めて開催され、その後ランドヌール形式の耐久走として発展し、原則として4年に1度というオリンピックと同じ周期で開催されている。世界中から愛好家が集まる歴史あるロングライドイベントであり、完走には数日にわたる走行と睡眠管理、補給計画が求められる。
Q8 : フランスのACP(Audax Club Parisien)が定める規定で、200kmのブルベの制限時間は何時間とされているか? 10時間 11時間30分 13時間30分 16時間
ブルベの主催団体であるフランスのACP(Audax Club Parisien)が定める規定では、200kmのブルベの制限時間は13時間30分とされている。これは休憩や補給、信号待ちの時間も含めてこの時間内にゴールする必要がある基準であり、平均するとおおよそ時速15km前後のペースに相当する。距離が長くなるほど制限時間も緩やかになり、300kmは20時間、400kmは27時間、600kmは40時間というように、距離に応じた基準が細かく定められている。
Q9 : 「サイクリストの聖地」として知られる、瀬戸内海の島々を橋で結ぶ人気のロングライドコース「しまなみ海道」は、広島県のどの都市と愛媛県今治市を結んでいるか? 尾道市 福山市 呉市 三原市
しまなみ海道は、瀬戸内海に浮かぶ島々を6つの橋でつなぎ、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ本州四国連絡橋のひとつである。自動車専用道路とは別に、海を見渡しながら島から島へと渡っていける専用のサイクリングロードが整備されており、国内外から多くのサイクリストが訪れることから「サイクリストの聖地」とも呼ばれている。適度なアップダウンと美しい景観、休憩スポットの充実から、初心者から上級者まで楽しめる代表的なロングライドの目的地として知られている。
Q10 : ロングライドと呼ばれるサイクリングの走行距離の目安は、一般的に何km以上とされることが多い? 50km 100km 300km 500km
サイクリング用語における「ロングライド」には厳密な国際基準があるわけではないが、日本のサイクリングイベントやショップ、メディアでは一般的に片道または往復で100km前後、あるいはそれ以上を走ることを指して使われることが多い。数時間にわたって走り続けるため、こまめな休憩や水分・エネルギー補給の計画、体力配分やペース管理が重要になる点で、街中を数十分走る程度のショートライドやポタリングとは区別される。また100マイル(約161km)を走る「センチュリーライド」という関連用語も存在する。
まとめ
いかがでしたか? 今回はロングライドクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はロングライドクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。