仏像が右手を上げ、手のひらを前に向けて示す「施無畏印(せむいいん)」が表す意味は?
仏像の手の形は「印相(いんぞう)」と呼ばれ、それぞれに意味があります。右手を上げ、手のひらを前に向けた「施無畏印(せむいいん)」は、「恐れることはない」と相手の不安を取り除き、安心させる意味を表します。多くの場合、手のひらを下に向けて願いをかなえる「与願印」と組み合わせて表現されます。悟りを示す「触地印」や、教えを説く「説法印」とは形も意味も異なります。仏像を見分ける際、手の形に注目すると理解がぐっと深まります。