オリンピック重量挙げの花形種目「クリーン&ジャーク」。バーベルを地面から頭上まで一気に挙げるダイナミックな動きは、力・技術・柔軟性のすべてが求められる奥深い競技です。ルールや歴史、世界記録保持者まで、知れば観戦が10倍楽しくなる知識をクイズ形式で出題。あなたはいくつ正解できる?全10問に挑戦してみよう。
Q1 : 国際重量挙げ連盟(IWF)規定で25kgのディスク(プレート)の色は?
IWF規定のディスクの色分けは、25kgが赤、20kgが青、15kgが黄、10kgが緑、5kgが白と定められている。さらに小さな2.5kgは赤、2kgは青、1.5kgは黄、1kgは緑、0.5kgは白など、重量と色が体系的に対応している。視認性を高めて重量を瞬時に判別できるようにする狙いがあり、世界中の大会で統一されているため、テレビ中継でも色を見れば挙上重量が分かるようになっている。
Q2 : クリーン&ジャーク(およびスナッチ)で、1選手あたり認められる試技回数は?
クリーン&ジャーク、スナッチともに各種目で試技は3回ずつ認められる。3回の試技のうち成功した最大重量がその種目の記録となり、2種目の合計(トータル)で最終順位を決定する。一度申告した重量より軽い重量に下げて再挑戦することはできず、同じか重い重量しか選べないルール。残り試技数や他選手の動向を見ながらの重量申告は戦略性が高く、勝負を左右する重要な要素となる。
Q3 : 女子の重量挙げがオリンピック正式種目となったのはどの大会から?
女子の重量挙げがオリンピックで正式種目として採用されたのは2000年シドニー大会からである。男子は第1回1896年アテネ大会から実施されているのに対し、女子の導入は約100年遅れた。シドニーでは7階級が実施され、中国・米国・台湾などの選手がメダルを獲得した。なお男女ともに2018年のIWF階級改定が行われ、東京2020以降は男女各7階級制でオリンピックが運営されている。
Q4 : 男子クリーン&ジャークで267kgの世界記録を保持する選手は?
ジョージアのラシャ・タラハゼが男子スーパーヘビー級でクリーン&ジャーク267kgの世界記録を保持している(2021年東京オリンピックで樹立)。タラハゼはトータル488kgの世界記録も持ち、リオ2016と東京2020で連覇を達成した史上最強クラスの重量挙げ選手。トルコのナイム・スレイマノールやハリル・ムトゥル、カザフのイリヤ・イリンも歴史的名選手として知られる。
Q5 : 男子用オリンピックバーベル(シャフト)の重さは?
国際重量挙げ連盟(IWF)の規定により、男子用オリンピックバーベルのシャフトの重さは20kgと定められている。全長2200mm、直径28mm。プレートを装着するスリーブ部分はベアリングで回転する設計になっており、挙上時の手首やバーの回転を滑らかにする。これにより爆発的な引き上げ動作でも手首への負担を軽減でき、トレーニング用も同規格が標準として世界中で使用されている。
Q6 : 女子用オリンピックバーベル(シャフト)の重さは?
国際重量挙げ連盟(IWF)の規定により、女子用オリンピックバーベルのシャフトの重さは15kgと定められている。全長2010mm、直径25mmと男子用より短く細い設計で、これは女性の手の大きさやグリップ幅を考慮したもの。男子用が20kgであるのに対して5kg軽い。ユース選手や日本の中学・高校でも女子用シャフトが使われることが多く、世界基準として浸透している。
Q7 : クリーンでバーベルを鎖骨と肩の上に受け止める姿勢を何と呼ぶ?
クリーンの第2引きを終えた後、バーベルを鎖骨と三角筋前部の上に受け止め、肘を高く前方に突き出して支える姿勢を『フロントラックポジション』と呼ぶ。この位置から続くジャーク動作に移行する。手首・肩・胸郭の柔軟性が必要不可欠で、可動域が不十分だと肘が下がりバーが落下しやすい。フロントスクワットの構えと同じポジションで、補強種目の基礎にもなる重要な姿勢である。
Q8 : バーベルを頭上に押し上げると同時に両足を前後に開いて受けるジャーク方式は?
『スプリットジャーク』はバーベルを頭上に押し上げると同時に両足を前後に大きく開き、深く沈み込んでバーを安定させた後に立ち上がるジャーク方式である。スプリット(split=分ける)の名の通り足を前後に分ける動きが特徴。最も多く採用されるスタイルで、肩・体幹の負担が少なく重い重量に対応しやすい。他に両足を横に開くスクワットジャーク、軽く沈むだけのパワージャークがある。
Q9 : クリーン&ジャークはいくつの動作から構成される種目か?
クリーン&ジャークは『クリーン』と『ジャーク』の2つの動作で構成される複合種目である。クリーンはバーベルを地面から肩(フロントラックポジション)まで一気に引き上げる動作、ジャークは肩から頭上へ押し上げる動作で、両手で行う。スナッチと並ぶオリンピック重量挙げの2種目のうち、より重い重量を扱える種目として知られ、両種目の合計重量(トータル)で順位が決まる。
Q10 : オリンピックの重量挙げで、クリーン&ジャークと並ぶもう一つの種目は?
オリンピックのウエイトリフティング競技は『スナッチ』と『クリーン&ジャーク』の2種目で構成され、両種目の合計重量で順位を競う。スナッチはバーベルを一気に頭上まで引き上げる種目、クリーン&ジャークは肩で一旦受けてから頭上に挙げる2段階の種目である。デッドリフト・ベンチプレス・スクワットはパワーリフティングの種目で、オリンピック重量挙げとは別競技として区別される。
まとめ
いかがでしたか? 今回はクリーン&ジャーククイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はクリーン&ジャーククイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。