相撲中継でよく耳にする「上手投げ」。横綱や大関も得意とする代表的な投げ技ですが、正しい読み方や反対の技、決まり手の分類など、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。今回は、そんな上手投げにまつわる豆知識をクイズ形式で10問ご用意しました。あなたは何問正解できるか、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 現在(2001年改定後)の大相撲の決まり手は全部で何手ありますか?
大相撲の決まり手は、2001年1月場所から従来の70手に12手を加えて82手に改定されました。古くから伝わる「相撲四十八手」をベースに、時代とともに技が体系化されてきた歴史があります。82手のうち上手投げは「投げ手」に分類される代表的な技で、力士の体格や型によって威力が大きく変わるため、解説でもよく取り上げられる人気の決まり手のひとつとなっています。
Q2 : 上手投げで力士が掴むのは相手の体のどこですか?
上手投げは、相手のまわし(腰に巻く帯状の布)を上手(外側の手)で掴んで投げる技です。まわしは力士が腰に締めて取り組みを行う相撲の必須装具で、これを掴むことで力をしっかりと相手に伝えることができます。なお、髪を掴むことは「髪掴み」として反則となり、首や腕を直接ロックして倒す技は別の決まり手として整理されています。まわしを取れるかどうかが勝負を分ける重要な局面です。
Q3 : 「上手投げ」と「上手出し投げ」の大きな違いは、次のうちどれですか?
上手投げと上手出し投げは、いずれも上手で相手のまわしを掴む点は同じですが、上手投げは相手と体を密着させて自分の体重と腰を使って相手を捻り倒すのに対し、上手出し投げは体を離しながら相手を引き出すように投げます。上手出し投げは相手の前進する力を利用するため、体格差がある相手にも有効な技として知られ、技巧派の力士が好んで使う傾向があります。
Q4 : 古くから伝わる「相撲四十八手」は、どのような分類で構成されていましたか?
「相撲四十八手」は、投げ手・掛け手・反り手・捻り手の4つの分類があり、それぞれ12手ずつで合計48手とされていました。江戸時代以降に体系化されたもので、上手投げは「投げ手」のひとつに数えられます。現代の決まり手82手は、この四十八手をもとに基本技や特殊技、非技などのカテゴリーを加えて整理されたもので、相撲の技体系の基礎となっています。
Q5 : 力士・千代の富士の得意技として特に有名な投げ技はどれですか?
第58代横綱・千代の富士は「ウルフ」の異名で知られ、左上手を引きつけてからの上手投げを得意技としていました。体格は決して大きくなかったものの、鍛え抜かれた筋肉と鋭い立ち合いから繰り出される投げで、自分より大型の力士を次々と倒し、幕内優勝31回を誇る昭和を代表する大横綱として活躍しました。引退後の1989年には国民栄誉賞も受賞しています。
Q6 : 上手投げの正しい読み方は次のうちどれですか?
上手投げは「うわてなげ」と読みます。「上手」を「うわて」と読むのは相撲用語で、相手のまわしを外側から掴む手のことを指します。逆に相手の腕の内側に差し入れる手を「下手(したて)」と呼びます。日常語の「上手(じょうず)」とは別の読み方なので、相撲中継を見るときには独特の読み方として覚えておきたい言葉です。決まり手アナウンスでも「うわてなげ」と明確に発音されます。
Q7 : 上手投げの反対(対義)とされる相撲の技はどれですか?
上手投げの反対の技は「下手投げ(したてなげ)」です。上手投げが相手の腕の外側からまわしを掴んで投げるのに対し、下手投げは相手の腕の内側に差し入れた手(下手)でまわしを掴み、自分の腰を使って相手を投げ倒します。両者は相撲の投げ手のなかで対になる基本技で、力士は左右どちらが上手・下手になるかで取り口の組み立てを大きく変えていきます。
Q8 : 上手投げで「上手」とは、相手の腕に対してどう手を回すことを指しますか?
「上手」とは、相手の腕の外側から回した手のことを指します。相手が差してきた腕に対して、上から覆うようにまわしを掴むのが上手の取り方です。これに対し、相手の腕の内側に差し入れる手を「下手」といいます。上手は相手の動きを制しやすく力を伝えやすいため、攻めの起点として相撲では非常に重要視されており、勝敗を大きく左右する要素のひとつとされています。
Q9 : 上手投げは現在の相撲の決まり手82手の中で、どのカテゴリーに分類されますか?
上手投げは現在の相撲の決まり手82手のなかで「投げ手」に分類されます。投げ手には上手投げ、下手投げ、小手投げ、掬い投げ、上手出し投げ、下手出し投げ、腰投げ、首投げ、一本背負い、二丁投げ、櫓投げ、掛け投げ、つかみ投げの計13手があり、いずれも相手のまわしや腕、首などを使って投げる技です。「基本技」は突き出しや寄り切りなど別カテゴリーになります。
Q10 : 上手投げはどのスポーツの技ですか?
上手投げ(うわてなげ)は相撲の決まり手のひとつで、相手のまわしを上手(相手の腕の外側)から掴んで投げる技です。柔道やレスリングにも投げ技は数多くありますが、「上手投げ」という名称の技はなく、この呼び名は相撲特有のものとなっています。古くから伝わる基本的な投げ技で、現在の決まり手82手のうち「投げ手」に分類され、横綱や大関級の力士もよく使う代表的な技として知られています。
まとめ
いかがでしたか? 今回は上手投げクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は上手投げクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。