毎日何気なく乗っている体重計ですが、その仕組みや歴史について意外と知らないことが多いのではないでしょうか。世界初の電子体重計を生み出した国、体組成計が体脂肪率を測る技術、BMIの正しい計算式など、知っているようで知らない雑学が満載です。今回は体重計にまつわる10問のクイズをご用意しました。健康管理のお供に、ぜひ挑戦してみてください。
Q1 : 体重計で量れる重さは厳密には何を測定していますか? 質量 重量(重力による力) 体積 密度
体重計が測定しているのは厳密には「重量」つまり物体に働く重力による力で、表示はそれを質量(kg)に換算したものです。そのため重力加速度が異なる場所では同じ人でも表示値が変わり、例えば赤道付近より極地の方が重力が強いため数値が大きく出ます。月面では地球の約6分の1の値になります。
Q2 : 日本で体重計の使用を一般家庭に普及させるきっかけとなった出来事は何ですか? 1964年東京オリンピック 1970年大阪万博 1972年札幌冬季オリンピック 1985年つくば科学万博
1964年の東京オリンピック開催前後に健康管理への関心が高まり、家庭用体重計が一般家庭に広く普及するきっかけとなりました。当時タニタなどのメーカーが手頃な価格の家庭用ヘルスメーターを販売し、自宅で日常的に体重を量る習慣が定着しました。これは戦後の生活水準向上と健康意識の高まりを象徴する出来事の一つでした。
Q3 : 体重を量るときに最も正確な数値が出やすいタイミングはいつですか? 起床直後 食後すぐ 運動直後 就寝前
体重測定は起床直後、トイレを済ませた後で食事前のタイミングが最も条件が一定で正確とされています。食事や水分摂取、運動による発汗などで体重は1日のうちで1〜2kg程度変動するため、毎日同じ条件で測ることが重要です。継続的に体重変化を把握するには、毎朝同じ時間帯に測定する習慣が推奨されます。
Q4 : BMI(体格指数)の計算式として正しいものはどれですか? 体重÷身長 体重÷身長の2乗 体重×身長 体重×身長の2乗
BMI(Body Mass Index)は体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算されます。1835年にベルギーの統計学者アドルフ・ケトレーが考案した指標で、日本肥満学会では18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満と分類されています。なお身長はメートル単位で計算する点に注意が必要です。
Q5 : 体組成計で測定される「内臓脂肪レベル」は何を表していますか? 内臓の重さ お腹周りの脂肪の量の目安 内臓の大きさ 胃の中の食物量
内臓脂肪レベルは、お腹周りの内臓の周囲についた脂肪の量の目安を示す数値です。一般的に1〜30の段階で表示され、9以下が標準、10〜14がやや過剰、15以上が過剰とされます。内臓脂肪は皮下脂肪と異なり生活習慣病のリスクと関連が深いため、健康管理の指標として重視されています。
Q6 : 体組成計が体脂肪率を測定する際に使われている技術は何ですか? 赤外線 超音波 微弱電流 レーザー
体組成計は生体電気インピーダンス法(BIA法)という技術を使用しており、体に微弱な電流を流して電気抵抗値を測定します。脂肪はほとんど電気を通さず、筋肉や水分は電気を通しやすい性質を利用して、その抵抗値の差から体脂肪率を推定します。1990年にタニタが世界で初めて家庭用体脂肪計を商品化しました。
Q7 : 日本で体重計を「ヘルスメーター」と呼ぶようになった由来となった企業はどこですか? オムロン タニタ 松下電工 花王
「ヘルスメーター」という呼称は、1959年にタニタの前身である谷田製作所が家庭用体重計を発売した際の商品名「ヘルスメーター」に由来します。それまで体重計は専門的な計量器具という位置付けでしたが、健康管理のための家庭用機器として普及させた功績から、この名前が体重計の一般名称として定着しました。
Q8 : 体組成計で測定できないものは次のうちどれですか? 体脂肪率 骨密度 筋肉量 基礎代謝
一般的な家庭用体組成計では体脂肪率、筋肉量、基礎代謝、体水分率、内臓脂肪レベルなどを測定できますが、骨密度は測定できません。骨密度の測定にはDEXA(デキサ)法と呼ばれるX線を使った専門的な医療機器が必要です。体組成計が測定できる「推定骨量」は骨のミネラル量を推定したもので、骨密度とは異なります。
Q9 : 体重計に乗ったときに表示される単位「kg」は何の略ですか? キログラム キロガロン キログラフ キログレイン
kgはキログラム(kilogram)の略で、国際単位系(SI)における質量の基本単位です。1キログラムは元々パリの国際度量衡局に保管されていた国際キログラム原器の質量と定義されていましたが、2019年5月20日にプランク定数を用いた新しい定義に変更されました。
Q10 : 世界初の電子式体重計を開発したのはどの国の企業ですか? アメリカ 日本 ドイツ スイス
世界初の電子式体重計(デジタル体重計)は1959年に日本のタニタの前身である谷田製作所が開発したとされ、その後家庭用としても普及しました。タニタは体組成計の分野でも世界をリードする企業として知られており、日本は計量機器の精密技術において世界的に高い評価を得ている国です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は体重計クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は体重計クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。