応挙晩年の大作が残る丹波の寺院はどこですか
応挙晩年の大作が残る丹波の寺院は大乗寺です。兵庫県香美町にある大乗寺には、応挙とその一門が描いた165面もの襖絵や壁画が残されており、「応挙寺」とも呼ばれています。これらの作品群は応挙58歳から62歳の晩年にかけて制作されたもので、応挙の円熟した技法を存分に味わうことができます。孔雀図、山水図、花鳥図など多彩な題材が描かれ、弟子の芦雪、源琦、山口素絢らの作品も含まれています。これらの作品は国の重要文化財に指定されており、円山派の芸術的達成を示す貴重な文化遺産となっています。大乗寺は応挙の故郷である丹波地方にあり、故郷への思いが込められた作品群といえます。