ラファエロの未完の遺作として有名な作品はどれか?
『キリストの変容』は1516-1520年に制作されたラファエロ最後の作品で、彼の死により未完のまま残されました。その後、弟子のジュリオ・ロマーノが完成させました。この作品は上下二段の構成で、上段にはタボル山でのキリストの変容、下段には悪霊に憑かれた少年とそれを見守る人々が描かれています。現在はバチカン美術館のピナコテカに所蔵され、縦405センチ、横278センチの大作です。劇的な明暗対比と動的な構図は、後のバロック絵画に大きな影響を与えたとされ、ラファエロ芸術の集大成として高く評価されています。