「枕草子」が分類される文学ジャンルはどれでしょうか?
「枕草子」は随筆に分類される作品です。随筆とは、作者の見聞や感想を自由な形式で記した散文のことで、「枕草子」は日本文学史上最古の随筆として位置づけられています。季節の美しさ、宮廷生活の様子、人間観察、好悪の感情など、様々な題材を清少納言独自の視点で描いています。物語のように一貫したストーリーがあるわけではなく、和歌集のように韻文が中心でもなく、軍記物語のように戦争を扱ったものでもありません。その自由で多様な内容が随筆の特徴をよく表しています。