インド神話で、大地を支えているとされる巨大な動物は何でしょうか?
ヒンドゥー教の宇宙論では、世界は巨大な亀の甲羅の上に載っているとされています。この亀はクールマと呼ばれ、ヴィシュヌ神の第二の化身(アヴァターラ)でもあります。特に有名なのは、神々と阿修羅(アスラ)が不死の甘露(アムリタ)を得るために乳海をかき回した「乳海攪拌」の神話で、この際にヴィシュヌは亀の姿となり、攪拌棒として使われたマンダラ山を背中で支えました。この宇宙観は、安定した基盤の上に世界が成り立っているという思想を表現しています。