次のうち、日本で繁殖する絶滅危惧種の鳥類はどれか?
シマフクロウは北海道に生息する日本最大のフクロウで、国の天然記念物および絶滅危惧IA類に指定されています。現在の生息数は約160羽程度と推定されており、非常に希少です。明治時代以降の森林伐採により生息地である原生林が大幅に減少し、また餌となる魚類が生息する清流の減少も個体数減少の要因となっています。夜行性で魚食性という特異な生態を持ち、大径木の樹洞を営巣場所として利用します。北海道では巣箱の設置、給餌、生息地の保全などの保護活動が継続的に行われており、徐々にではありますが個体数は回復傾向にあります。一方、ハシビロコウはアフリカ、カカポはニュージーランド、コンドルは南米に生息する種であり、日本には自然分布していません。シマフクロウの保護は地域住民との協力が重要な要素となっています。