日本固有種であるトキが野生で最後に確認されたのはいつか?
日本のトキ(ニッポニア・ニッポン)は、かつて日本各地に広く生息していましたが、明治時代以降の乱獲や生息地の破壊により個体数が激減しました。1981年に佐渡島で野生の最後の5羽が捕獲され、人工繁殖が試みられましたが、日本産のトキは2003年に最後の個体「キン」が死亡し、完全に絶滅しました。現在佐渡島で見られるトキは、中国から提供された個体の子孫です。2008年から放鳥事業が開始され、現在では野生復帰が進んでいますが、これらは遺伝学的には中国系統のトキとなっています。日本固有のトキの絶滅は、生物多様性保護の重要性を示す象徴的な事例となっています。