フェーン現象時に湿度はどのように変化しますか
フェーン現象が発生すると、空気の湿度は大幅に低下します。これは、湿った空気が山を越える過程で水蒸気が凝結して雨や雪として取り除かれるためです。山の風上側では水分を多く含んでいた空気も、山を越えて風下側に達する頃には大部分の水分を失っており、非常に乾燥した状態になります。さらに、下降時の断熱圧縮により温度が上昇するため、相対湿度はさらに低くなります。この極度の乾燥状態が、フェーン現象時に火災が発生しやすくなる主要な原因の一つです。湿度が20%以下になることも珍しくなく、時には10%を下回ることもあります。