観測史上最強のエルニーニョ現象が発生したのはいつですか?
観測史上最強のエルニーニョ現象は1997-1998年に発生しました。この時期の海面水温偏差は最大で4度以上に達し、世界各地で記録的な異常気象が観測されました。インドネシアでは大規模な森林火災が発生し、中南米では洪水と干ばつが同時に起こり、数万人が避難を余儀なくされました。日本でも1998年夏は記録的な猛暑となりました。経済損失も甚大で、世界全体で数兆円規模の被害が発生したとされています。この現象は気象観測技術の向上とともに詳細に記録され、エルニーニョ研究の発展に大きく貢献しました。その後2015-2016年にも同規模の現象が発生しています。