氷河期研究において、海底堆積物から過去の環境を復元する際に重要な指標生物はどれでしょうか?
有孔虫は海底堆積物中に豊富に保存される微小な海洋生物で、氷河期の環境復元において極めて重要な指標です。種類により生息環境が異なるため、化石群集の変化から過去の海水温や海流パターンを推定できます。また、殻に含まれる酸素同位体比分析により、詳細な海水温変化や氷床量変化を復元可能です。特に浮遊性有孔虫は表層水温の、底生有孔虫は深層水温の指標として使われ、数百万年前までの詳細な気候変動記録の復元に成功しており、氷河期サイクルの解明に大きく貢献しています。