新生代新第三紀中新世の温帯浅海環境を特徴づける貝化石群はどれか?
ビカリア動物群は新第三紀中新世の温帯から亜熱帯の浅海環境を特徴づける貝化石群で、特にビカリア(塔状の巻貝)を中心とした示相化石群です。この動物群にはビカリアのほかにバテイラ、オオヘビガイなどが含まれ、内湾的な温暖浅海環境を示します。日本の中新統から多産し、当時の古環境復元に重要な指標となっています。現在の熱帯から亜熱帯域の内湾環境に似た条件を示唆します。デスモスチルスやパレオパラドキシアは陸生哺乳類で海生環境の指標ではありません。第三紀温帯貝化石群という用語は一般的ではなく、ビカリア動物群が正式な古生物学用語として使用されています。