中生代白亜紀の外洋性浮遊環境を示す微化石として最も重要なものはどれか?
放散虫は二酸化ケイ素でできた精巧で美しい骨格を持つ単細胞動物で、白亜紀の外洋性浮遊環境を示す重要な示相化石です。海洋の表層から中層にかけて浮遊生活を送り、死後は深海底に沈積します。骨格の形態が複雑で時代による変化が明瞭なため、中生代の海洋環境復元と地層対比に重要な役割を果たします。特に白亜紀には多様性が高く、世界各地の深海性堆積岩から産出します。珪藻は主に新生代に繁栄、円石藻(石灰質ナンノ化石)も重要ですが炭酸塩溶解の影響を受けやすく、渦鞭毛藻は化石として残りにくいため、白亜紀外洋環境の指標としては放散虫が最適です。