核融合反応において、質量とエネルギーの関係を表す有名な方程式は何か?
アインシュタインの特殊相対性理論から導かれるE=mc²は、質量とエネルギーの等価性を表す最も有名な物理方程式の一つです。核融合反応では、反応前の原子核の質量の合計と反応後の生成物の質量の合計を比較すると、わずかな質量欠損(マスデフェクト)が生じます。この失われた質量がE=mc²に従って膨大なエネルギーに変換されます。例えば重水素と三重水素の核融合では、反応前後の質量差はわずか0.0189原子質量単位ですが、これが17.6MeVという大きなエネルギーに変換されます。この質量エネルギー変換が核融合エネルギーの本質であり、化学反応とは比較にならない巨大なエネルギーを生み出す理由です。