中和滴定において、指示薬としてフェノールフタレインを用いる場合、終点での色の変化はどのようになるか
フェノールフタレインを指示薬として用いた中和滴定では、通常アルカリ性溶液に酸性溶液を滴下していきます。フェノールフタレインはpH8.2以上で赤色を示し、pH8.2未満で無色となる指示薬です。滴定の開始時はアルカリ性のため溶液は赤色を示していますが、酸性溶液を加えていくことで徐々に中性に近づき、中和点に達するとpHが急激に変化して酸性側に傾きます。この時点でフェノールフタレインの変色域を通過し、赤色から無色に変化します。この色の変化が滴定の終点を示し、中和が完了したことを知らせる重要な指標となります。逆に酸性溶液にアルカリ性溶液を滴下する場合は無色から赤色に変化します。