陽子の寿命について現在分かっていることは何か?
現在の実験結果から、陽子の寿命は少なくとも10³⁰年以上であることが分かっています。一部の大統一理論では陽子は最終的に崩壊すると予測されていますが、その寿命は宇宙の年齢(約138億年)よりもはるかに長いとされています。日本のスーパーカミオカンデなど世界各地の実験施設で陽子崩壊の観測が試みられていますが、これまで確実な陽子崩壊は観測されていません。もし陽子が崩壊するとすれば、その過程は素粒子物理学の標準模型を超えた新しい物理学の証拠となる可能性があり、理論物理学と実験物理学の重要な研究テーマとなっています。