アルファ線(α線)の主な特徴はどれか?
アルファ線は2個のプロトンと2個の中性子からなるヘリウムの原子核(α粒子)が放出される放射線であり、質量と電荷が大きいため単位長さ当たりの電離作用が強く、生体組織に対する局所的な損傷は大きいが、空気中での飛程は数センチ程度、紙一枚や皮膚の角質層で簡単に止まるという特徴がある。α線を出す核種はウラン族やトリウム族、ポロニウムなどで内部被ばく(摂取・吸入)をすると肺や粘膜で強いダメージを与える一方、外部被ばくでは遮蔽が容易である。したがって防護や取扱いでは外部と内部の区別が重要になる。