ハーブの世界には、料理を彩る香り高きものから、リラックスや虫除けに役立つものまで、実に多彩な種類があります。それぞれの科や原産地、成分の違いを知ると、普段何気なく使っているハーブの奥深さに気づくはず。あなたはどれだけハーブに詳しいでしょうか。全10問のクイズに挑戦して、知識を試してみましょう。
Q1 : ビタミンCが豊富な葉物ハーブとして知られるパセリが属する植物の科は次のうちどれか?
パセリはセリ科の二年草で、ニンジンやセロリ、ディルなどと同じ仲間に分類されます。ビタミンCや鉄分、カロテンなどの栄養素を豊富に含み、料理の彩りや消臭効果を目的に添えられることが多いハーブです。古代ギリシャ・ローマ時代から薬草として利用されてきた歴史があり、現在では洋食の付け合わせやスープ、パスタなど幅広い料理に使われています。カールしたタイプとイタリアンパセリの平葉タイプがあります。
Q2 : カモミールが属する植物の科は次のうちどれか?
カモミールはキク科の植物で、白い花びらと黄色い中心部を持つ小さな花を咲かせます。名前の由来はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味し、りんごに似た甘い香りがすることに由来します。乾燥させた花を使ったカモミールティーはリラックス効果や安眠効果があるとされ、ヨーロッパでは古くから民間療法にも用いられてきました。キク科の植物にアレルギーがある人は注意が必要とされています。
Q3 : オレガノと近縁で、風味がより穏やかなことから料理に使われるハーブは次のうちどれか?
マジョラムはオレガノと同じシソ科ハナハッカ属(Origanum属)に分類される近縁のハーブです。オレガノに比べて香りが穏やかで甘みがあり、繊細な風味を活かしたい料理に向いています。地中海料理でよく使われ、肉料理や魚料理、卵料理の香りづけに利用されます。見た目や香りが似ているためオレガノと混同されやすいですが、マジョラムのほうが葉が丸みを帯びていて柔らかい印象を与えます。
Q4 : 虫除け効果があることで知られ、アロマオイルや虫除けキャンドルなどに使われるハーブは次のうちどれか?
シトロネラはイネ科の植物で、レモンに似た爽やかな香りを持つシトロネラールという成分を含みます。この香りは蚊などの虫が嫌うとされており、虫除けキャンドルやアロマオイル、スプレーなどの原料として広く利用されています。東南アジアが原産で、暑く湿度の高い気候でよく育ちます。天然由来の虫除け成分として、化学合成の虫除け剤に抵抗がある人からも根強い人気を集めています。
Q5 : 根の部分が鎮静・安眠のためのハーブとして古くから利用されてきたハーブは次のうちどれか?
バレリアン(西洋カノコソウ)はオミナエシ科の多年草で、根の部分に鎮静作用があるとされる成分を含みます。古代ギリシャ・ローマ時代から不眠や不安の緩和を目的に利用されてきた歴史があり、現代でもハーブティーやサプリメントとして使われています。独特の強い香りが特徴で、好みが分かれることでも知られています。就寝前のリラックスタイムに飲むハーブティーとして定番の一つです。
Q6 : ローズマリーはシソ科の常緑低木で、和名は次のどれか?
ローズマリーの和名は「マンネンロウ」(万年朗、または迷迭香とも表記)です。地中海沿岸原産のシソ科の常緑低木で、針状の葉と爽やかな樟脳に似た香りが特徴です。肉料理の臭み消しや香りづけによく使われるほか、集中力を高める効果があるとされ、古くから「記憶のハーブ」とも呼ばれてきました。乾燥に強く育てやすいため、家庭のハーブガーデンでも定番の植物として親しまれています。
Q7 : ミントの爽やかな香りとひんやりとした清涼感のもととなる主成分は次のうちどれか?
ミントのひんやりとした清涼感の主成分は「メントール」です。メントールは皮膚や粘膜の冷たさを感じる受容体を刺激することで、実際に温度が下がっていなくても清涼感を生み出します。ミントはシソ科ハッカ属の植物の総称で、ペパーミントやスペアミントなど多くの品種があります。ガムや歯磨き粉、湿布薬など日用品にも幅広く使われており、消化促進や気分をすっきりさせる効果があるとされています。
Q8 : フランス料理で香草束「ブーケガルニ」に定番で使われるハーブは次のうちどれか?
ブーケガルニとは、複数の香草を束ねて煮込み料理に加え、後で取り出すフランス料理の技法です。タイムはローリエ(月桂樹の葉)、パセリの茎とともにブーケガルニの定番三点セットとして使われます。タイムはシソ科の小低木で、爽やかで少しスパイシーな香りが特徴。煮込み時間が長い料理でも香りが飛びにくいため、スープやシチュー、肉の煮込みなどに広く重宝されているハーブです。
Q9 : バジルはイタリア料理でジェノベーゼソースの主原料として使われるハーブですが、何科の植物か?
バジルはシソ科(Lamiaceae)に分類される植物です。シソ科にはミント、ローズマリー、セージ、タイムなど多くの香草ハーブが属しており、茎の断面が四角形になるという共通の特徴を持ちます。バジルは独特の甘く爽やかな香りが特徴で、イタリア料理のジェノベーゼソースやカプレーゼ、トマト料理との相性が良く、世界中の家庭菜園でも人気の高いハーブです。乾燥させると香りが変わるため、生のまま使うことが多いのも特徴です。
Q10 : ラベンダーの主な原産地はどこか?
ラベンダーはシソ科の植物で、原産地は地中海沿岸地域とされています。古代ローマ人が入浴時に香りづけとして使っていたことから、ラテン語の「洗う」を意味する「lavare」が名前の語源になったという説もあります。現在では南フランスのプロヴァンス地方が名産地として有名で、紫色の花畑が観光名所にもなっています。リラックス効果があるとされ、アロマオイルやポプリ、ハーブティーなど幅広い用途で利用されています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はハーブクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はハーブクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。