X線結晶解析法によってペニシリンやビタミンB12の構造を決定したイギリスの化学者は誰でしょうか?
ドロシー・ホジキンは X線結晶解析法を用いて複雑な生体分子の構造決定を行った先駆者です。1945年にペニシリンの構造を、1956年にビタミンB12の構造を解明しました。特にビタミンB12は当時としては極めて複雑な構造で、その解析には8年もの歳月を要しました。これらの業績により、彼女は1964年にノーベル化学賞を受賞し、女性として3人目の化学賞受賞者となりました。後にインスリンの構造解析も行い、構造生物学の発展に大きく貢献しました。彼女の功績は現代の薬学や生化学の基礎となっています。