米国沿岸警備隊(USCG)の規定では、サーフゾーン外を航行するSUPが必ず携行すべき装備はどれか?
USCGはSUPをカヌーやカヤックと同じ手漕ぎ船舶に分類しており、海水浴場やサーフゾーンを離れると連邦法の適用を受ける。そのため13歳未満は常時、13歳以上でもボード上または身につける形でUSCG承認のPFD(パーソナルフローテーションデバイス)を携行しなければならない。違反すると罰金の対象になるだけでなく、事故時の救助遅延を招く恐れがある。SUPサーフィン中はリーシュを装着するため浮力体が不要と誤解されがちだが、ボードと離れる可能性がある沖合ではPFDが命綱となる。発炎筒やホイッスルなどの携帯が義務付けられる海域もあり、国や地域によって細部は異なるものの、PFD携行は国際的にも安全基準として重視されている。