CRISPR-Cas9システムにおいて、標的配列の特異性を決定する要素は何ですか?
CRISPR-Cas9システムでは、ガイドRNA(gRNA)が標的DNA配列の特異性を決定します。ガイドRNAは約20塩基の配列で構成され、相補的な塩基対形成により標的DNAと結合します。Cas9タンパク質は切断機能を担いますが、標的特異性はガイドRNAによって決まります。PAM配列は切断に必要ですが特異性は決めません。dCas9は切断活性を失ったCas9変異体です。この仕組みにより、研究者は任意の遺伝子を正確に編集することが可能になりました。