金継ぎで欠けた部分を埋めるために生漆に木粉や砥粉を混ぜて練ったものを何と呼ぶか? 2025.08.27 金継ぎで欠けた部分を埋めるために生漆に木粉や砥粉を混ぜて練ったものを何と呼ぶか? 錆漆(さびうるし) 刻苧(こくそ) 弁柄漆 麦漆 刻苧は、器から欠け落ちて無くなってしまった肉痩せ部分を補うためのパテ状の材料で、生漆に細かい木粉や砥粉、時には繊維質を混ぜて粘度を高めたものを指す。乾燥後も収縮が少なく、強度と軽さを両立できるので大きな欠損の充填に適する。下地として刻苧を盛り付けた後、表面を削って形を整えたのちに錆漆を薄く塗って平滑化し、最後に金粉を蒔くという多層構造が金継ぎの特徴である。名称のとおり刻んだ木(苧)を使うことが語源とされる。 クイズタグ: 金継ぎ関連記事 金継ぎクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版