昭和45年に大阪で開催された日本万国博覧会(大阪万博)の会場シンボルとして建てられた岡本太郎の作品は何?
1970年3月から9月にかけ開催された大阪万博のテーマは“人類の進歩と調和”。会場中央にそびえた高さ約70メートルの『太陽の塔』は芸術家・岡本太郎が制作し、未来へのエネルギーと生命の象徴として強烈なインパクトを放ちました。東京タワーやスカイツリー、通天閣はいずれも電波塔や展望塔で万博とは直接関係がありません。太陽の塔内部には「生命の樹」と呼ばれる模型が設置され、人類進化を表現していました。万博は日本初の国際博覧会で6,400万人超が来場し、高度経済成長の絶頂期を象徴した一大イベントです。塔の独特なデザインは昭和世代の記憶に深く刻まれ、現在も復元公開され多くの観光客を集めています。