第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件で暗殺された人物は誰でしょう?
1914年6月28日、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公とその妻ゾフィーがボスニアのサラエボでセルビア系青年ガヴリロ・プリンツィプに暗殺された。この事件を契機にオーストリアがセルビアへ宣戦布告し、同盟関係の連鎖で第一次世界大戦が勃発した。ウィルヘルム2世は当時のドイツ皇帝、ニコライ2世はロシア皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世はオーストリア皇帝だが暗殺されたわけではない。大戦の発端を知ることは近代史理解の要である。