視覚障害者を安全に誘導し、段差や障害物を知らせることを主目的とする補助犬の正式な呼称は何?
日本の身体障害者補助犬法では、補助犬は盲導犬・聴導犬・介助犬の三種類に区分されます。盲導犬は視覚障害者の歩行を助けるために特別な訓練を受け、ハーネスを装着してユーザーの指示通りに進路を検討し、安全なルートへと導きます。聴導犬は聴覚障害者に音を知らせ、介助犬は車椅子使用者など身体機能障害を補助します。救助犬は災害現場で人命救助を行う犬ですが、法律上は補助犬に含まれません。盲導犬は真っすぐ歩く能力だけでなく“危険回避の自主判断”も習得しており、高度なトレーニングが必要なため育成数は限られています。