日本がオリンピックに初めて選手団を送り出した大会は何年のどの大会?
日本は1912年(明治45年)の第5回ストックホルム大会で初めてオリンピックに参加した。金栗四三(マラソン)と三島弥彦(短距離)の2名と監督の大森兵蔵が派遣され、当時の日本はまだスポーツ後進国だったが、国際舞台への参加を通じて国内でのスポーツ普及とナショナリズム高揚が図られた。金栗は途中棄権したものの、彼の挑戦は後に箱根駅伝など長距離文化を花開かせる礎となった。以後、日本はほぼ全ての大会に出場し、アジアの強豪として地位を築く端緒となった歴史的大会である。