雅楽に用いられる六絃の古い箏の名称は? 2025.09.02 雅楽に用いられる六絃の古い箏の名称は? 和琴 楽箏 琵琶 筑前箏 和琴は日本古来の神楽や宮廷行事で用いられる六絃の横置き撥弦楽器で、奈良時代の『続日本紀』にも記述が見られる。胴は檜の一木造りで、柱は固定されており、十三絃箏のように可動式ではない。雅楽合奏では笙や篳篥とともに伴奏の和音を支え、祭祀では神楽歌の拍取りを行う。楽箏は十三絃を指し、筑前箏は近世の地域流派、琵琶は撥弦楽器だが撥で弾奏する別系統である。和琴の素朴で柔らかな響きは、現代の箏とも異なる重要な古層を伝えている。 クイズタグ: 箏関連記事 箏クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年09月版