着物の衿合わせで生きている人が着る際に正しい向きはどれ? 2025.08.29 着物の衿合わせで生きている人が着る際に正しい向きはどれ? 左前(着る人から見て左側の衿が上になる) 右前(右側の衿が上になる) 衿を合わせず開けておく 衿を外側に折り返す 衿合わせは『左前』と覚えるが、着ている本人から見ると左手側の衿が上になり、他者から見ると右側が上に重なる状態になる。これは日本の衣服史において、死装束である右前と明確に区別するために定着した慣習で、鎌倉時代頃にはすでに文献に見られる。左前にすることで懐が右手で開けやすく物の出し入れがしやすいという機能的理由もある。衿合わせが逆になると不祝儀を連想させ失礼に当たるため、浴衣であっても必ず左前を守ることが着付けの基本である。 クイズタグ: 着付け関連記事 着付けクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版