氷河期に日本列島に生息していたゾウの仲間で、本州で化石が多く発見されているのはどれでしょうか?
ナウマンゾウは更新世中期から後期にかけて日本列島に広く生息していたゾウで、本州各地で化石が発見されています。体高約2.5メートルで現在のアジアゾウより小型でした。温暖な間氷期を中心に生息し、寒冷な氷期には南方へ移動したと考えられています。一方、北海道ではより寒冷適応したマンモスの化石が発見されています。ナウマンゾウの化石は旧石器時代遺跡からも出土し、当時の人類が狩猟対象としていた可能性が指摘されており、氷河期の環境と人類活動を研究する上で重要な資料です。