気温24〜28℃・湿度70%前後の梅雨時に人が感じる蒸し暑さを評価する指標として広く用いられるのはどれか?
不快指数は気温と湿度だけで算出できるシンプルな体感指標で、DI=0.81T+0.01H(0.99T−14.3)+46.3が一般式として知られる。値が70を超えると人口の半数以上が不快を覚え、75を超えるとほぼ全員が強い不快感を訴える。梅雨期は真夏ほど気温が高くなくても湿度が非常に高いため指数が急上昇し、蒸し暑さの主要因を視覚化できる。他の選択肢のWBGTや暑さ指数は熱中症対策用、ヒートアイランド指数は都市気候評価用で、日常の快適度評価には不快指数が最も一般的である。