核分裂生成物の中で、長期間にわたって放射能が問題となる代表的な核種の組み合わせはどれですか?
核分裂生成物の中でセシウム137(半減期30.2年)とストロンチウム90(半減期28.8年)は、長期間にわたって放射能が問題となる代表的な核種です。両者とも半減期が約30年と長く、放射線防護上重要な核種とされています。セシウム137はベータ線とガンマ線を放出し、体内に取り込まれると全身に分布します。ストロンチウム90はベータ線のみを放出しますが、カルシウムと化学的性質が似ているため骨に蓄積しやすく、内部被ばくの観点で特に注意が必要です。これらは原子力事故時の環境汚染や廃棄物処理において長期管理が必要な核種として重要視されています。