木版摺りで顔料や和紙の表面処理に用いられる「ニカワ(膠)」の主な用途は何か? 2025.10.09 木版摺りで顔料や和紙の表面処理に用いられる「ニカワ(膠)」の主な用途は何か? 紙を切る際の滑り止めとして使う 顔料の結着やにじみを抑えるための接着・定着剤として用いる 彫刻刀を研ぐための研磨剤 摺りの際に紙を固定する糊としてのみ用いる 回答:ニカワ(動物性の膠)は主に顔料の結着やにじみを抑えるための接着・定着剤として用いられる、が正解です。伝統的な日本の木版画や日本画では、顔料を水だけで用いる場合に比べて膠を加えることで色の定着や光沢、透明感を調整できます。また和紙の表面に膠を引いてサイズ(堅さ)を調整することで、摺ったときのにじみを抑え、色のエッジをシャープにすることができます。用途によって濃度や処理法を変えます。 クイズタグ: 木版年賀状摺り関連記事 木版年賀状摺りクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年10月版