新選組三番隊組長として剣豪の名を馳せ、会津藩に合流後は斗南藩士となって明治を生き抜いた人物は誰か。
斎藤一(本名山口一)は会津戦争で白虎隊とともに戦い、旧幕府勢力が敗れた後も降伏せず、斗南藩で士族として再出発した。のちに警視庁に勤め、西南戦争にも従軍し、明治以降も剣術の達人として知られた。剣風は左片手突きが有名で「無敵の斎藤」と恐れられた。島田魁は伍長格で晩年は京都守護職邸跡に勤め、永倉新八は北海道樺戸監獄の剣術師範を経て東京に戻り回顧録を残した。原田左之助は飯田町で戦死説があるなど別経緯のため不正解。