マシュー・ペリーが日本に最初に来航した年は?
黒船で知られる米国のマシュー・ペリーは、江戸幕府に開国を迫るため1853年に浦賀に来航しました(嘉永6年)。この最初の来航が日本国内に大きな衝撃を与え、攘夷論と開国論の対立を深めることとなりました。翌年の1854年には日米和親条約が結ばれ、さらに1858年の日米修好通商条約(ハリス条約)へとつながり、横浜などの開港が実現します。幕末史料館ではペリー来航に関する報告書、船の図、和英のやり取りを記した記録などが展示され、当時の国際情勢や外交文書の重要性を学べます。