雪山撮影で白飛び(ハイライトの飽和)を避け、階調を確保する最も確実な方法はどれか?
雪は非常に明るくハイライト領域が飽和しやすいため、RAWで撮影し露出ブラケットを併用するのが確実です。RAWはカメラの内部処理に左右されず、ハイライトやシャドウの情報を後から広く復元できるため、白飛びリスクを分散できます。露出ブラケットを行えば、ハイライト側が飛んでしまったカットとシャドウ側まで情報が残るカットを合成し、全体の階調を再現できます。ETTR(露出を可能な限り右寄せ)を意識する場合もありますが、その際はハイライトが飽和しないことを監視すること、JPEG任せや自動WBのみでは情報が失われやすい点に注意が必要です。